-
長編3作目の「アマンダと僕」で2018年・第31回東京国際映画祭で東京グランプリを受賞したミカエル・アース監督が、15年に手がけた長編監督第2作。夏のある日、30歳のサシャが突然亡くなったことから、サシャの恋人ローレンスそしてサシャの妹ゾエ、出会うことがなかった2人が顔を合わせる。突然の別れの地となったベルリン、悲しみが深く残るパリ、少しずつ自分の生活を取り戻していくニューヨーク。3つの都市で過ごした3度の夏を通じ、残された人たちが少しずつ人生の光を取り戻していく。ローレンス役を「リプライズ」「オスロ、8月31日」などヨアキム・トリアー作品で注目を浴びたアンデルシュ・ダニエルセン・リー、ゾエ役を「女の一生」のジュディット・シュムラ、ゾエの母親役を「緑の光線」のマリー・リビエールがそれぞれ演じる。
ネット上の声
- 電車やトラム、窓からの風景がいい
- 日常的、国際的、そして世界から取り残された心がやがて・・・
- 喪失感と悲しみが深く心に突き刺さる。
- ベルリンに暮らすロレンスが
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間106分
- 監督ミカエル・アース
- 主演アンデルシュ・ダニエルセン・リー
-
突然の悲劇で肉親を失った青年と少女の絆を描き、2018年・第31回東京国際映画祭で最高賞の東京グランプリと最優秀脚本賞をダブル受賞したフランス製ヒューマンドラマ。パリに暮らす24歳の青年ダヴィッドは、恋人レナと穏やかで幸せな日々を送っていたが、ある日、突然の悲劇で姉のサンドリーヌが帰らぬ人になってしまう。サンドリーヌには7歳の娘アマンダがおり、残されたアマンダの面倒をダヴィッドが見ることになる。仲良しだった姉を亡くした悲しみに加え、7歳の少女の親代わりという重荷を背負ったダヴィッド。一方の幼いアマンダも、まだ母親の死を受け入れることができずにいた。それぞれに深い悲しみを抱える2人だったが、ともに暮らしていくうちに、次第に絆が生まれていく。監督・脚本はこれが長編3作目のミカエル・アース。主人公ダヴィッド役はフランスの若手俳優バンサン・ラコスト。アマンダ役はアース監督が見いだしたイゾール・ミュルトリエ。
ネット上の声
- 悲痛な展開ながらもラストは清々しい幕引き
- 「もうおしまい」だけど「また会える」よね
- 今作にベッドシーンは全く必要なかった
- ダヴィッドの背後に映る人たち
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督ミカエル・アース
- 主演ヴァンサン・ラコスト
-
1980年代のパリを舞台に、ある家族が7年にわたって織りなす物語をつづった人間ドラマ。
1981年、パリの街は選挙の祝賀ムードに包まれ、希望と変革の雰囲気に満ちていた。そんな中、エリザベートは夫と別れ、子どもたちを1人で養うことに。深夜放送のラジオ番組の仕事に就いたエリザベートは、そこで家出少女のタルラと出会い自宅へ招き入れる。タルラとの交流を通し、エリザベートや子どもたちの心は徐々に変化していく。
「アンチクライスト」のシャルロット・ゲンズブールが主演を務め、人生に訪れる様々な変化を乗り越えながら前へ進んでいく等身大の女性を演じる。共演に「8人の女たち」のエマニュエル・ベアール。「アマンダと僕」「サマーフィーリング」のミカエル・アースが監督を務めた。2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 普段中性的でクールだったり、捉えどころのない魅力的な存在であったり...
- 普段の生活で、過去の痛さを過去を克服してゆく、人の出会いや別れの話...
- 仏の2大女優が共演しているだけで映画を見る喜びが溢れる
- 傷ついた人々を包み込み癒してくれる柔らかな存在
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国フランス
- 時間111分
- 監督ミカエル・アース
- 主演シャルロット・ゲンズブール