地方都市で暮らす鬱屈した日々を打破しようと、逆境にもめげず突き進む女子高生の姿を描いた青春映画。群馬県桐生市に暮らす高校3年生の梅田ココアは、学業は優秀だが家庭が貧しく、ギャンブル狂の父親と元漫才師でニートの兄のせいで将来に希望を見いだせずにいた。そんなココアには、学校とバイトの合間に「クラッシュビデオ」(ものが女性に踏み潰され、破壊されるさまを見て性的欲求を満たす目的で作られた動画)に出演しているという秘密があった。もともとは兄の元相方であるカズオに頼まれてはじめたことだったが、最近ではココア自身も、さまざまなものを踏み潰す感触に快感を覚えはじめていた。そんなある時、クラッシュビデオ出演が学校にバレてしまい、大学推薦を取り消されて学校にも居場所がなくなってしまったココアだったが……。2017年の「ミスiD」で入選した希代彩が映画初主演を務め、インディペンデント映画を対象とした米スカイダンス映画祭で優秀演技賞を受賞。監督はこれがデビュー作となる松上元太。
ネット上の声
- JKエレジー = 女子高生哀歌
- 絶望からの微かな希望
- 全てが既視感満載
- 闘え。女の子。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督松上元太
- 主演希代彩