新潟の豪雪地帯、消えゆく伝統。炭焼き職人の祖父と孫が、焚き火を囲んで見つめる未来とは。
新潟県の山深い限界集落。85歳の炭焼き職人、遠藤今朝夫は、昔ながらの製法で炭を作り、自然と共に生きてきた。そこへ、都会から孫のユウキが帰郷。伝統を継ぐ気のないユウキと、その生き様を伝えたい祖父。二人の間には、時代の変化という見えない溝。雪解けを待ち、親子三代で山に入り、焚き火を囲む夜。静寂の中、交わされる言葉と、受け継がれていく魂。失われゆく日本の原風景の中で、家族の絆と未来への希望を静かに描く物語。
ネット上の声
- 音楽のような映画
- 【”伝えるという事”狂言師を継ぐ決意をした幼き息子と父の日常の姿と稽古の姿を描いたドキュメンタリ―映画。歴史と伝統ある芸を極める決意は、年齢には関係ないのであろう。】
- 実在の狂言方の親子が本人役を本人が演じる、ドキュメンタリーのようなフィクション作
- なにかしら伝えたいことはあるのだろうなという演出はあるが、特に押し付けがましくな
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督土井康一
- 主演大藏基誠