つらい過去を抱える女性の苦悩と再生を、「USB」の小野まりえと「ヒミズ」の染谷将太共演で描いた人間ドラマ。5年前に父を自殺で亡くした春子。ある朝、父が今にも死にそうな夢を見た彼女は、それまで蓋をしてきた5年間の記憶をよみがえらせていく。父の死後に宝くじで大金を当てた彼女は、その大金があれば父は自殺しなくてよかったという思いから、罪悪感を抱えつづけていた。トラウマを抱える人々が集まる「安住の会」に通う春子は、そこで出会った青年・幸雄が起こした事件に巻きこまれていく。一方、春子には同じく「安住の会」出身の恋人・連太郎がいたが、小説家志望の連太郎が書いた原稿を見て彼の本質を知ってしまう。監督は「一秒の温度」でPFFアワード2009のグランプリ&観客賞をダブル受賞した井上真行。
ネット上の声
- 難しい題材
- 父の死を忘れられない娘とその家族達がうだうだうだうだモノローグする話
- 人間は忘れる生き物だけど、忘れてしまうことに寂しさを覚えるのもわかる
- 終始イライラするが、そ、染谷、、ありがとう、、となれる
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督井上真行
- 主演小野まりえ