死後発見された1万5千ページの物語と数百枚の挿絵。誰にも知られず、巨大な創作世界を生きた孤独な男、ヘンリー・ダーガーの謎。
20世紀のシカゴ。病院の掃除夫として働き、誰にも心を開かず、天涯孤独の人生を送った老人ヘンリー・ダーガー。1973年、彼が亡くなった後、アパートの家主が部屋で発見したのは、常軌を逸した創作物の山。それは、15,145ページにも及ぶ長大な物語『非現実の王国で』と、その物語世界を描いた数百枚の美しくも残酷な挿絵。少女たちが繰り広げる壮絶な戦争の物語。アニメーションや関係者の証言を通して、この謎に満ちたアウトサイダー・アーティストの孤独な生涯と、その内面に渦巻いていた壮大な宇宙の正体に迫るドキュメンタリー。
ネット上の声
- たった一人で引きこもりながら15、000頁以上の小説、自伝、日記、絵などを書き続
- 彼の世界に触れること、それは不可能なのだ
- 画に感動 動いて感動 映画としては...
- 語られるのはひたすら凄惨な生い立ち
ドキュメンタリー
- 製作年2004年
- 製作国アメリカ
- 時間82分
- 監督ジェシカ・ユー
- 主演ヘンリー・ダーガー