1920年代のアメリカで多くの被曝者を生んだラジウム・ダイヤル社の真実に迫ったドキュメンタリー。イリノイ州オタワ市にあったラジウム・ダイヤル社の工場で、時計の文字盤に夜光塗料を塗っていた若い女性たちが次々と腫瘍や骨障害に冒され、多くの人びとが命を落とした。後に5人が雇用主を相手に訴訟を起こし、長い裁判の末に勝訴したが、やがて全員が亡くなってしまう。アメリカで内部被曝の存在が知れ渡るきっかけとなったこの事件を題材に、被害者家族や周辺住民の証言を通し、目に見えない放射能の恐怖や企業・政府の隠蔽体質など、現代社会にも通じる様々な問題をあぶり出していく。
ネット上の声
- 労働安全と保健物理学の歴史において一石を投じたラジウム・ガールズを追ったドキュメ
- 危険な事を伝えられず、会社の利益の為に働く労働者が苦しみ、人生がボロボロになって
- この1987年公開の作品が1920年代に遡って語り起こしてくれる物語は、2015
- 約100年前のアメリカでの放射能汚染についてのドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年1987年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督キャロル・ランガー
- 主演---