「グッドナイト・マミー」で世界的に注目を集めたオーストリアの監督コンビ、ベロニカ・フランツ&セベリン・フィアラが監督・脚本を手がけ、実在の裁判記録に着想を得て、宗教とタブーに支配された歴史の暗部を美しくも残酷な映像表現で描いたオーストリア・ドイツ合作映画。
18世紀半ば、オーストリア北部。古くからの伝統が残る小さな村に嫁いできたアグネスは、夫の育った閉鎖的な世界や村の住人たちになじむことができず、憂うつな日々を過ごしていた。アグネスは彼らの無神経な言動やおぞましい儀式、何かの警告のように放置された腐乱死体など異様な光景を日常的に目撃し、精神的に追い詰められていく。極限状態のなかで現実と幻想の区別がつかなくなった彼女を、村人たちは狂人あつかいするように。やがてアグネスは、この世界から自由になることを求めて驚くべき行動に出る。
2024年・第74回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(芸術貢献賞)、第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭にて最優秀作品賞を受賞した。
ネット上の声
- 2024年 オーストリア🇦🇹
- 現代であれば「適応障害ですね、環境を変えて休みましょう、お薬出しておきますね」に
- ベルリン国際映画祭: 芸術貢献賞(銀熊賞)受賞作
- こんな閉鎖的な社会わたしも気が狂う自信がある
ホラー
- 製作年2024年
- 製作国オーストリア,ドイツ
- 時間---分
- 監督ヴェロニカ・フランツ
- 主演アーニャ・プラシュク