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窪田正孝の写真集やMr.Children、クラムボン、森山直太朗などのアーティスト写真を手がけてきた、ろうの写真家・齋藤陽道が、子育てを通して、それまで嫌いだった「うた」に出会うまでを描いたドキュメンタリー。20歳で補聴器を捨て、カメラを手にすることで、「聞く」ことよりも「見る」ことを選んだ、ろうの写真家・齋藤陽道。彼は同じくろうの写真家である妻の盛山麻奈美との間に息子を授かった。しかし、彼は聴者である息子との対話の難しさや音楽教育への疑問にぶち当たったことにより、「うた」を嫌いになってしまう。しかし、ふと自分の口からこぼれた子守歌をきっかけに、齋藤にある変化が訪れる。監督は七尾旅人のライブ映像作品「兵士A」やドキュメンタリー「ほんとうのうた 朗読劇『銀河鉄道の夜』を追って」などを手がけた映像作家の河合宏樹。
ネット上の声
- うたは、コミュニケーション
- 「音」を「見る」
- 「絵字幕版」という字面を初めて見て、うまく想像ができずにピクトグラムみたいなこと
- 齋藤さんは誰よりも素晴らしい写真家でありこの映画の中では素晴らしい音楽家でもある
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督河合宏樹
- 主演齋藤陽道
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2017年5月28日、高知県・五台山竹林寺にて、作家・古川日出男とサックス奏者の坂田明、ZAZEN BOYSの向井秀徳が共演するライブイベント「平家物語 諸行無常セッション」が開催された。「平家物語」の現代語全訳を完成させた古川、以前より朗読と演奏で「平家物語」を翻案してきた坂田、音楽を通し“諸行無常”を繰り返し唱えてきた向井の3人による、圧倒的かつ伝説的なステージであった。文学、音楽、演劇の枠を超え、響かせた祈りがライブセッション映画として今また蘇る。
ネット上の声
- シブヤの細い坂を上るとそこにはシネマライズという映画館があった、らしい そこで映
- 恥ずかしながら坂田明氏のことを全く知らなかったのでびっくりしてしまった
- 映画化記念のライブイベントにて先行上映
- 哀れなり、哀れなり、哀れなり。
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督河合宏樹
- 主演古川日出男
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2011年12月から東北各地や全国で上演された、小説家・劇作家の古川日出夫による朗読劇「銀河鉄道の夜」の巡業に約2年間にわたり寄り添ったドキュメンタリー。古川が、東日本大震災後の宮沢賢治のビジョンを戯曲化し、詩人の管啓次郎、音楽家の小島ケイタニ―ラブ、翻訳家の柴田元幸とともに作り上げた朗読劇「銀河鉄道の夜」は、震災で傷ついた東北の地で、時には失われた人々の鎮魂として、時には未来への希望として変容を遂げていく。巡回上演のドキュメント映像や出演者のインタビューをはじめ、朗読劇の観客の1人である女優の青柳いずみが、劇が上演された東北の地を再訪する旅の模様も収めた。
ネット上の声
- これを観て小島ケイタニーラブのファンになりました♡不思議な色香のある緩い歌声がと
- 映像的な拙さはあるけど、それが逆に'見えない中で撮り続けている'っていうニュアン
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督河合宏樹
- 主演古川日出男
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シンガーソングライター・七尾旅人の初となるライブ映像作品。七尾が、戦死した自衛官という「兵士A」に扮し、過去から未来まで、さまざまな時代を切り取った歌を歌うことで、人間であることの困難さやかすかな希望を描いたライブの模様を収録。ライブには、日本屈指のサックスプレイヤー・梅津和時も即興で参加している。ドキュメンタリー「ほんとうのうた 朗読劇『銀河鉄道の夜』を追って」などを手がけた映像作家の河合宏樹が撮影・編集。
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督河合宏樹
- 主演七尾旅人