ろう者の存在にスポットを当て、彼らが抱える心の声を描いたドキュメンタリー。ろう者の友人バンサンが突然命を絶ってから10年、レティシア・カートン監督は「ろう者の存在を知らせたい」というバンサンの遺志を継ぎ、ろうコミュニティでカメラを回し始める。美しく豊かな手話や優しくも力強いろう文化など、バンサンが教えてくれた、知られざるろう者たちの世界に触れるうち、カートン監督はろう者たちの内面に複雑な感情が閉じ込められていることに気付く。社会から抑圧されてきた怒り、ろう教育のあり方、家族への愛と葛藤。現代に生きるろう者の立場に徹底して寄り添いながら、言葉にならない心の声を丁寧にすくい取っていく。
ネット上の声
- なぜこういった人たちの中から圧倒的才能を持った芸術家が大成功したりしないのだろう
- 子どもたちが生き生きと手話でコミュニケーションを取る様子を見て、手話がろう児、ろ
- 手話はジェスチャーと勘違いされがちだけど、ろう者のもつ"言語"だし文法も独立して
- ろう者についての仏ドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国フランス
- 時間112分
- 監督レティシア・カルトン
- 主演---