第2次世界大戦下、小さな町へ疎開した双子の兄弟が、時に残酷な手段をもってしても生き抜いていく姿を描き、世界に衝撃を与えたアゴタ・クリストフの同名ベストセラーを、クリストフの母国ハンガリーで映画化。第2次世界大戦末期。双子の兄弟が、祖母が暮らす農園へ疎開してくる。彼らは村人たちから魔女と呼ばれる意地悪な祖母に重労働を強いられながらも、あらゆる方法で肉体的・精神的鍛錬を積み重ねる。大人たちの残虐性を目の当たりにした2人は、独自の信念に従って過酷な毎日をたくましく生きぬいていくが……。これがデビュー作となるアンドラーシュ&ラースロー・ジェーマントが主人公の双子を鮮烈に演じ、「タクシデルミア ある剥製師の遺言」のピロシュカ・モルナール、「ある愛の風景」のウルリッヒ・トムセンらベテラン勢が脇を固めた。
ネット上の声
- 原作の独特な空気はどこまで再現できたか?
- 戦争に順応して生き抜くことは…
- 残酷さに屈しない手強い奴ら
- 硬い表情で押し通す2人。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ドイツ,ハンガリー
- 時間111分
- 監督ヤーノシュ・サース
- 主演アンドラーシュ・ギーマント