-
「ウィッチ」のロバート・エガース監督が、「TENET テネット」のロバート・パティンソンと名優ウィレム・デフォーを主演に迎え、実話をベースに手がけたスリラー。外界と遮断された灯台を舞台に、登場人物はほぼ2人の灯台守だけで、彼らが徐々に狂気と幻想に侵されていく様を美しいモノクロームの映像で描いた。1890年代、ニューイングランドの孤島。4週間にわたり灯台と島の管理をおこなうため、2人の灯台守が島にやってきた。ベテランのトーマス・ウェイクと未経験の若者イーフレイム・ウィンズローは、初日からそりが合わずに衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、島を襲った嵐により、2人は島に閉じ込められてしまう。
ネット上の声
- 光と闇を強調するモノクロ映像。D・リンチ的シュールさと狂気
- 狭苦しい白黒映像の圧力に目が釘付け。
- イメージ、ビジョンを意味で固定したり、矮小化しないで狂気の過程を描こうとするも不発か
- 新人の灯台守目線で眺めてると、虚言癖かつ意地悪な老灯台守のことを信用ならない敵だ
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督ロバート・エガース
- 主演ウィレム・デフォー
-
「ライトハウス」のロバート・エガース監督が、北欧の大地を舞台に繰り広げられる、1人の男の復讐の旅路を描いたアクション大作。
9世紀、スカンジナビア地域のとある島国。10歳のアムレートは父オーヴァンディル王を叔父フィヨルニルに殺され、母グートルン王妃も連れ去られてしまう。たった1人で祖国を脱出したアムレートは、父の復讐と母の救出を心に誓う。数年後、アムレートは東ヨーロッパ各地で略奪を繰り返すバイキングの一員となっていた。預言者との出会いによって己の使命を思い出した彼は、宿敵フィヨルニルがアイスランドで農場を営んでいることを知り、奴隷に変装してアイスランドへ向かう。
「ゴジラvsコング」のアレクサンダー・スカルスガルドが主演・製作を務め、アニヤ・テイラー=ジョイ、ニコール・キッドマン、ウィレム・デフォー、イーサン・ホーク、ビョークら豪華キャストが共演。
ネット上の声
- レビュー済「ライトハウス」Robert Eggers監督が北欧神話やヴァイキング
- とにかく荒々しく死にたいカルトにどっぷりな男どもの悲喜劇。
- 年月をかけた復讐なのに戦略的なものがなく正直ガッカリ
- 戦闘シーンのカメラ横移動、長回し撮影に圧倒される
アクション
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ
- 時間137分
- 監督ロバート・エガース
- 主演アレキサンダー・スカルスガルド
-
「魔女」をテーマに、赤子をさらわれた家族が次第に狂気の淵へと転落していく姿を描き、第31回サンダンス映画祭で監督賞に輝いたファンタジーホラー。1630年、ニューイングランド。ウィリアムとキャサリンの夫婦は、敬けんなキリスト教生活を送るために5人の子どもたちと森の近くにある荒地へとやって来た。しかし、赤ん坊のサムが何者かに連れ去られ、行方不明となってしまう。家族が悲しみに沈む中、父ウィリアムは、娘のトマシンが魔女ではないかとの疑いを抱き、疑心暗鬼となった家族は、狂気の淵へと転がり落ちていく。第70回英国アカデミー賞で新人賞にあたるライジングスター賞にノミネートされ、M・ナイト・シャマランの「スプリット」でもヒロインを務めたアニヤ・テイラー=ジョイが、家族から魔女と疑われるトマシン役を演じた。監督はホラー映画の古典的名作「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)のリメイク版監督に抜てきされ、本作が初メガホンとなるロバート・エガース。
ネット上の声
- マッツ・ミケルセンの「偽りなき者」に近いものを感じました
- 完成度は高いが娯楽ホラーとは言えないかも
- 生きづらい世の中で女性の魔術による解放を
- トワイライトゾーンの1話じゃないんだから
ホラー
- 製作年2015年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ロバート・エガース
- 主演アニャ・テイラー=ジョイ