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「羊飼いと風船」「轢き殺された羊」などで知られるチベット映画の先駆者ペマ・ツェテン監督が、社会の変化に翻弄されて自身のアイデンティティを見失うチベット牧畜民を、美しいモノクロ映像で描いた作品。家族のいない羊飼いタルロは、役所からIDを作るよう言われ、作成に必要な写真を撮るため町を訪れる。髪を切りに床屋に入った彼は、そこである女性と出会い……。2015年・第16回東京フィルメックスでグランプリを受賞。特集上映「映画で見る現代チベット」(2021年3月13日~4月2日/東京・岩波ホール)で劇場初上映。
ネット上の声
- 伝統と革新の間に置かれ揺らぐ人物を中心に据え映画を実験的に展開しつつ、実直にその
- まさかチベットの地にもストローブ=ユイレのように肉体労働を極めてミニマム且つタイ
- よく言えば伝統的、この映画の設定的に言えば前時代的な環境で育ち暮らしてきた男性が
- 自分が自分である事を証明するためにIDを作りに行ったのに、結局それが原因で全てを
- 製作年2015年
- 製作国中国
- 時間123分
- 監督ペマ・ツェテン
- 主演---
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チベット映画の先駆者ペマ・ツェテン監督が、大草原に生きる羊飼い家族の日常と葛藤を描いた作品。チベットの大草原で牧畜を営む祖父・若夫婦・子どもたちの3世代家族。昔ながらの素朴で穏やかな暮らしを送る彼らだったが、受け継がれてきた伝統や価値観は近代化によって変化しつつあった。そんなある日、子どもたちのいたずらをきっかけに、家族の間にさざなみが起こり始める。ペマ・ツェテン監督の前作「轢き殺された羊」で主演を務めたジンパが父親を演じる。2019年・第20回東京フィルメックスのコンペティション部門で「気球」のタイトルで上映され、最優秀作品賞を受賞。
ネット上の声
- 【”コンドームは風船にはなりません!”でも、あんなに膨らむんだね!”チベットの社会が直面する様々な矛盾を映像化した作品。】
- アッバス・キアロスタミ、ウォン・カーウァイも絶賛したチベット映画の先駆者ペマ・ツ
- 追記 彼は故人みたいだ。さて?先週亡くなった様だ。運命を感じる。
- リアリズムとマジックリアリズムが邂逅する
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国中国
- 時間102分
- 監督ペマ・ツェテン
- 主演ソナム・ワンモ
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2018年・第19回東京フィルメックス(18年11月17~25日/有楽町朝日ホール)のコンペティション部門で審査員特別賞を受賞。
ネット上の声
- 何年か前のフィルメックスで観たのを思い出して
- 『アジアフォーカス・福岡国際映画祭 2019』
- アジアフォーカス2019にて鑑賞
- かなり好きな世界観でした
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国中国
- 時間86分
- 監督ペマ・ツェダン
- 主演ジンバ