西アフリカ、マリ共和国の古都ティンブクトゥを舞台に、イスラム過激派の弾圧に立ち向かう家族の戦いを描き、フランスのセザール賞で最優秀作品賞を含む7部門を獲得したドラマ。第87回アカデミー賞ではモーリタニアから初となる外国語映画賞ノミネートを果たした。ティンブクトゥ近郊の街で暮らす音楽好きの男性キダーンは、妻サティマや娘トーヤ、12歳の羊飼いイッサンと共に幸せな毎日を送っていた。ところがある日、イスラム過激派が街を占拠し、住人たちは音楽もタバコもサッカーも禁じられてしまう。住人の中にはささやかな抵抗をする者もいたが、キダーン一家は混乱を避けてティンブクトゥに避難する。しかし、ある漁師がキダーンの牛を殺したのをきっかけに、彼らの運命は思いがけない方向へと転がっていく。
ネット上の声
- 歌う事もダメ、笑う事もダメ、サッカーもダメって…
- 武装集団は村を静かに支配弾圧蹂躙していく
- 素直に”良かった”と言えない物語の現実
- イスラム過激派の嘘と絶対悪を暴き出す
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国フランス,モーリタニア
- 時間97分
- 監督アブデラマン・シサコ
- 主演イブラヒム・アメド