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「紅い服の少女」「目撃者 闇の中の瞳」などを手がけてきた台湾のヒットメーカー、チェン・ウェイハオ監督がメガホンをとり、台湾や中国など東アジアや東南アジアに古くから伝わる風習「冥婚(めいこん)」を題材に描いたコメディ。
うだつの上がらない警察官の青年ウー・ミンハンは捜査中に落ちていた祝儀袋を拾うが、冥婚の習わしで、若くしてひき逃げ事故で亡くなったゲイの青年マオ・バンユーと結婚をしなければならなくなってしまう。そのことに頭を悩ませつつも、ある事件の解決に向けて奔走するウー・ミンハンだったが……。
「冥婚」は生者と死者が行う結婚のこと。台湾などの一部地方に伝わる風習の場合は、未婚のまま亡くなると遺族が本来ご祝儀を入れる赤い封筒「紅包」を道端に置き、その包みを拾った者が死者と形式上の「結婚式」を強要されるというもの。拒否すれば罰が当たり、不幸になると言い伝えられる。主人公の警察官ウー・ミンハンを台湾の人気モデルで俳優のグレッグ・ハン、ゲイの青年マオ・バンユーを「青春弑恋」「恋の病 潔癖なふたりのビフォーアフター」などで活躍するリン・ボーホンが演じた。
ネット上の声
- あんなに笑ったり泣いたりした映画は初めて
- 紅い封筒には気をつけよう
- 刑事がひょんなことからひき逃げで亡くなったゲイの青年と冥婚することになって、青年
- 破天荒警官の主人公が祝儀袋と勘違いして冥婚の赤い封筒を拾いゲイの若い幽霊と婚約す
ホラー
- 製作年2022年
- 製作国台湾
- 時間130分
- 監督チェン・ウェイハオ
- 主演グレッグ・ハン
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中古で買った車がかつて目撃した交通事故に関わった車であったことから、主人公が思いがけない事態へと陥っていくさまを描いた台湾製サスペンススリラー。ある嵐の夜、新聞社の実習生シャオチーは、郊外の山道で当て逃げ事故を目撃する。被害者の男性は死亡し、助手席の女性もひん死の状態という重大な事故で、シャオチーは現場から逃走する車を撮影する。しかし事故が記事になることはなく、犯人も捕まることはなかった。それから9年後、敏腕記者となったシャオチーは、買ったばかりの中古車の元の持ち主が9年前の事故の被害者だったと知り、事故の真相究明に乗り出すが、その最中に不可思議な事件が巻き起こる。台湾のアカデミー賞といえる第54回金馬奨で主演男優賞ほか5部門にノミネートされるなど、高い評価を得た。
ネット上の声
- 下手なホラーよりはよっぽどゾゾッとする
- 先が読めない二転三転四転する展開
- 伏線回収のオンパレード大盛り。
- う~ん、ここまでやると
サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国台湾
- 時間117分
- 監督チェン・ウェイハオ
- 主演カイザー・チュアン
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台湾を震撼させた都市伝説「紅い服の少女」の恐怖、再び。母と娘、そして怪異の謎が交錯する、戦慄のホラー。
舞台は現代の台湾。児童虐待の通報を受け、ソーシャルワーカーのリーは、娘を山に隠す母親リンを訪ねる。しかし、その家には不気味な呪いの札が貼られ、リンは何かにおびえていた。やがてリーの娘までもが神隠しに遭い、その行方を追う彼女は、台湾で最も有名な都市伝説「紅い服の少女」の謎へと引きずり込まれていく。失踪した人々、山に潜む邪悪な存在。母性という名の執着が、恐怖の連鎖を生む戦慄の物語。
ネット上の声
- 【”娘を事故で亡くした母親が伝承儀式を使ったがために齎した禍々しきモノ。”今作は娘を想う母の気持ちと絆及び第一章との繋がりも氷解するホラーであり、様々な母娘の関係性と絆を描いたドラマでもある。】
- 魔神仔(モーシンナア)の正体は、罪悪感に取り憑く淋しがり屋の怨念だった!? 母の
- 第二章から見ると理解度は落ちるし、映画館側の事情もあるし…。
- 紅い服の少女 感動編
ホラー
- 製作年2017年
- 製作国台湾
- 時間108分
- 監督チェン・ウェイハオ
- 主演レイニー・ヤン
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1990年代の台湾で多くの憶測を呼んだ怪奇事件「紅い服の少女」をベースにしたホラー。
不動産屋に勤務し、祖母と2人で暮らすジーウェイ。ある日、祖母の友人が山でのハイキング中に失踪する。祖母は友人の安否を心配していたが、今度はその祖母が失踪してしまう。心配するジーウェイに、突然カメラが送られてくる。そのカメラには、ハイキングを楽しむ老人たちについてくる「紅い服の少女」の姿が映されていた。やがて、ジーウェイまでも行方をくらます異常事態に、ジーウェイの交際相手でラジオDJのイージュンは、人を惑わす魔物「魔神仔(モーシンナア)」の仕業ではないかと疑いの念を抱きはじめる。
「台北セブンラブ」のアン・シューが主人公イージュン役を演じる。「目撃者 闇の中の瞳」「The Soul 繋がれる魂」で知られるチェン・ウェイハオ監督の長編初監督作。
ネット上の声
- 【”魔神仔:その姿はサルあるいは児童。疚しい心の者に憑依する”ドーンとかバーンとか音を出したり、人型で首をコキッっと曲げて四つん這いで歩いてくるのは怖いから止めて下さい!】
- 最近では「僕と幽霊が家族になった件」や、サスペンススリラーの秀作「目撃者 闇の中
- ウェットな雰囲気でジャンプスケアでの驚かしもあってそこそこ楽しめるホラー
- 台湾版 清水崇的な作品
ホラー
- 製作年2015年
- 製作国台湾
- 時間93分
- 監督チェン・ウェイハオ
- 主演アン・シュー