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「逃げきれた夢」「枝葉のこと」の二ノ宮隆太郎が監督・脚本を手がけ、寄る辺ない日常の中で人生に疑問を抱きながら未来に抵抗する若者たちの物語を、独特の言語表現の応酬と予測不能な展開で描いたドラマ。
義父に対して深い憎しみを抱える工場勤務の寡黙な渉、他人の負の感情に愉悦を覚える傾向のある居酒屋店員・英治、介護士として働きながら周囲を鋭い視線で見つめる光則。幼なじみである3人は、ある晩秋の昼下がり、数年前に事故で亡くなったもう1人の幼なじみが眠る墓地を目指して歩きながら会話を交わす。やがて彼らは世直しと称して、街の人々の些細な違反や差別に対して無軌道に牙を剥き始める。
「春に散る」の坂東龍汰が渉、「ファミリア」の髙橋里恩が英治、「死んだ目をした少年」の清水尚弥が光則を演じ、豊原功補、岩松了、木野花が脇を固める。
ネット上の声
- 眼で感じ、心で咀嚼し、脳でその心を顧みるような∙∙∙
- うるさくて臭くて嫌な気持ちだったのに、自分が諦念や寂寞を抱きながら現代を生きる若
- 最後の、諦めと解放を望む気持ちが入り交じった表情で首を差し出すシーンだけ良かった
- ややマゼンダが強めの色調が美しい、この嫌悪感に現在を見る、狂ってないし、彼らの凡
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督二ノ宮隆太郎
- 主演坂東龍汰
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海辺の町、過去から逃れるように生きる一人の女。平穏な日常に投げ込まれた小石が、彼女の心を静かにかき乱す人間ドラマ。
海辺の小さな町にある食堂で働くみのり。彼女は過去を隠し、誰とも深く関わらず、ただ淡々と日々を過ごしていた。そんな彼女の前に、かつての恋人や厄介な客など、様々な人々が現れては去っていく。彼らとの関わりの中で、みのりの閉ざされた心は少しずつ揺さぶられ、忘れたはずの過去の記憶が蘇る。彼女が本当に求めているものは何か。日常に潜む小さな亀裂から、一人の女性の孤独と再生を静かに見つめる物語。
ネット上の声
- かなり前からアマプラのマイリストに入れていましたが、ジャケもタイトルも惹かれない
- 小さな体で男どもにケンカを売るみのりは、全身の毛を逆立てて吠える小型犬みたい
- 劇場デビュー作「枝葉のこと」の二ノ宮隆太郎脚本・監督作品
- 良質な萩原みのりが詰まってる映画〜〜〜
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督二ノ宮隆太郎
- 主演萩原みのり
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俳優志望、31歳、独身。夢と現実の狭間で揺れる男の、ありふれた日常と小さな希望の物語。
東京の片隅。俳優を夢見る31歳の主人公、隆太郎のリアルな日常。鳴かず飛ばずの俳優業の傍ら、交通量調査のアルバイトで生計を立てる日々。旧友との再会、恋人との何気ない会話、そしてオーディションの結果。特別な事件は起こらない。しかし、そこには夢を追い続けることの焦燥感や、ささやかな喜びが確かに存在する。ドキュメンタリーのような生々しさで描かれる、現代を生きる一人の人間の肖像。
ネット上の声
- 昨日はたくさんの方に優しさをいただきました
- スコーレの短編特集上映以来
- 隆太郎の顔がとても良い
- 不穏の蓄積に緊張する
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督二ノ宮隆太郎
- 主演二ノ宮隆太郎
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光石研が12年ぶりに映画単独主演を務め、人生のターニングポイントを迎えた男が新たな一歩を踏み出すまでの日々をつづった人間ドラマ。
北九州の定時制高校で教頭を務める末永周平は元教え子の平賀南が働く定食屋を訪れるが、記憶が薄れていく症状に見舞われ、支払いをせずに立ち去ってしまう。ふと周囲を見回してみると、妻・彰子との仲は冷え切り、娘・由真は父親よりもスマホ相手の方が楽しそう、さらに旧友・石田との時間も大切にしていなかったことに気づく。これからの人生のため、これまで適当にしていた人間関係を見つめ直そうとする周平だったが……。
元教え子・南を吉本実憂、妻・彰子を坂井真紀、娘・由真を工藤遥、旧友・石田を松重豊が演じる。「枝葉のこと」などで国内外から高く評価された二ノ宮隆太郎監督が、「2019フィルメックス新人監督賞」グランプリを受賞した脚本をもとに自らメガホンをとった商業デビュー作。
ネット上の声
- うーん。。。まあ、普通ですかね。 いかにもインディペンデント映画!って感じ
- 思い出を読み返していく旅の中で、本当の自分を知っていく
- おじさんでもくよくよじたばたしてもいいのです。
- こういうを理解したのだけど・・・自信は無し。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督二ノ宮隆太郎
- 主演光石研
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- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督二ノ宮隆太郎
- 主演二ノ宮隆太郎