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俳優志望、31歳、独身。夢と現実の狭間で揺れる男の、ありふれた日常と小さな希望の物語。
東京の片隅。俳優を夢見る31歳の主人公、隆太郎のリアルな日常。鳴かず飛ばずの俳優業の傍ら、交通量調査のアルバイトで生計を立てる日々。旧友との再会、恋人との何気ない会話、そしてオーディションの結果。特別な事件は起こらない。しかし、そこには夢を追い続けることの焦燥感や、ささやかな喜びが確かに存在する。ドキュメンタリーのような生々しさで描かれる、現代を生きる一人の人間の肖像。
ネット上の声
- 昨日はたくさんの方に優しさをいただきました
- スコーレの短編特集上映以来
- 隆太郎の顔がとても良い
- 不穏の蓄積に緊張する
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督二ノ宮隆太郎
- 主演二ノ宮隆太郎
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海辺の町、過去から逃れるように生きる一人の女。平穏な日常に投げ込まれた小石が、彼女の心を静かにかき乱す人間ドラマ。
海辺の小さな町にある食堂で働くみのり。彼女は過去を隠し、誰とも深く関わらず、ただ淡々と日々を過ごしていた。そんな彼女の前に、かつての恋人や厄介な客など、様々な人々が現れては去っていく。彼らとの関わりの中で、みのりの閉ざされた心は少しずつ揺さぶられ、忘れたはずの過去の記憶が蘇る。彼女が本当に求めているものは何か。日常に潜む小さな亀裂から、一人の女性の孤独と再生を静かに見つめる物語。
ネット上の声
- かなり前からアマプラのマイリストに入れていましたが、ジャケもタイトルも惹かれない
- 小さな体で男どもにケンカを売るみのりは、全身の毛を逆立てて吠える小型犬みたい
- 劇場デビュー作「枝葉のこと」の二ノ宮隆太郎脚本・監督作品
- 良質な萩原みのりが詰まってる映画〜〜〜
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督二ノ宮隆太郎
- 主演萩原みのり
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「逃げきれた夢」「枝葉のこと」の二ノ宮隆太郎が監督・脚本を手がけ、寄る辺ない日常の中で人生に疑問を抱きながら未来に抵抗する若者たちの物語を、独特の言語表現の応酬と予測不能な展開で描いたドラマ。
義父に対して深い憎しみを抱える工場勤務の寡黙な渉、他人の負の感情に愉悦を覚える傾向のある居酒屋店員・英治、介護士として働きながら周囲を鋭い視線で見つめる光則。幼なじみである3人は、ある晩秋の昼下がり、数年前に事故で亡くなったもう1人の幼なじみが眠る墓地を目指して歩きながら会話を交わす。やがて彼らは世直しと称して、街の人々の些細な違反や差別に対して無軌道に牙を剥き始める。
「春に散る」の坂東龍汰が渉、「ファミリア」の髙橋里恩が英治、「死んだ目をした少年」の清水尚弥が光則を演じ、豊原功補、岩松了、木野花が脇を固める。
ネット上の声
- 眼で感じ、心で咀嚼し、脳でその心を顧みるような∙∙∙
- うるさくて臭くて嫌な気持ちだったのに、自分が諦念や寂寞を抱きながら現代を生きる若
- 最後の、諦めと解放を望む気持ちが入り交じった表情で首を差し出すシーンだけ良かった
- ややマゼンダが強めの色調が美しい、この嫌悪感に現在を見る、狂ってないし、彼らの凡
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督二ノ宮隆太郎
- 主演坂東龍汰
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仕事も家庭も崩壊寸前。人生の崖っぷちに立つ中年男が、逃げ続けた過去と向き合うために故郷へ向かう、再生の物語。
北九州で小さな会社を営む末永周平。彼の人生は綻び始めていた。認知症が進む母、心が離れた妻と娘。そんな八方塞がりの日々の中、旧友との再会が、彼が長年目を背けてきた過去の過ちを突きつける。全てから逃げ出すように、周平は故郷へと車を走らせる。そこで出会う人々との交流を通じ、彼は自身の人生を見つめ直すことを余儀なくされる。積み重ねてきた嘘と見栄が剥がれ落ちた時、彼は本当に守りたかったものに気づく。逃げ続けた男が、人生の迷路の果てに見つけ出すものとは。
ネット上の声
- うーん。。。まあ、普通ですかね。 いかにもインディペンデント映画!って感じ
- 思い出を読み返していく旅の中で、本当の自分を知っていく
- おじさんでもくよくよじたばたしてもいいのです。
- こういうを理解したのだけど・・・自信は無し。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督二ノ宮隆太郎
- 主演光石研
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- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督二ノ宮隆太郎
- 主演二ノ宮隆太郎