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長編デビュー作「赤い雪 Red Snow」で国内外から高く評価された甲斐さやか監督が、20年以上の歳月をかけて構想・脚本執筆し、井浦新と水原希子の共演で撮りあげた日仏合作映画。
ある最新技術を用いた延命治療が国家により推進されるようになった近未来。裕福な家庭で育った新次は妻との間に娘も生まれ理想的な家庭を築いていたが、重い病に冒され病院で療養している。手術を控えて不安にさいなまれる新次は、臨床心理士まほろの提案で自身の過去についての記憶をたどりはじめ、海辺で知りあった謎の女性や、幼い頃に母からかけられた言葉を思い出していく。記憶がよみがえったことでさらに不安を募らせた新次は、“それ”という存在に会わせてほしいとまほろに懇願。“それ”とは、上流階級の人間が病に冒された際に身代わりとして提供される、全く同じ見た目の“もう1人の自分”であった。
主人公・新次を井浦、臨床心理士まほろを水原が演じ、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏が共演。編集に「落下の解剖学」で第96回アカデミー編集賞にノミネートされたロラン・セネシャルが参加しており、「ドライブ・マイ・カー」も手がけた山崎梓とともに共同で編集を担当している。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督甲斐さやか
- 主演井浦新
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ベテラン医師には美しい妻がいるが、彼は妻の浮気を疑っていた。ある日、2人は医師学会主宰の新作能「オンディーヌの呪い」を観にいくことに。夫は妻に、周りは知りあいばかりなので居眠りをしないようにと注意を促す。しかし、開演すると夫が寝入り…。
ネット上の声
- 「オンディーヌの呪い」は、睡眠時に自発呼吸が停止する睡眠時無呼吸症候群の一種で、
- 医師が妻の浮気を疑い、能を見に行った際に色々と始まる話
- 長塚京三さんの神経質でしつこい感じが良かった
- 長塚さんは演技が上手いなあと思いました
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督甲斐さやか
- 主演長塚京三
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ある日1人の少年が、雪降る小さな村で行方不明になる。少年と行動を共にしていた兄の白川一希の記憶があやふやだったため警察の捜査がもたつく中、誘拐監禁殺人の被疑者として江藤早奈江が浮上する。彼女にはいくつかの殺人の容疑が掛けられるが、黙秘を貫いた結果無罪になる。
ネット上の声
- 才能の無い人間が韓国映画に影響受けたらこうなった
- 赤と白。両極端な母性の対比にも思える映画
- 何の救いもない圧倒的な悲劇
- 残酷です。記憶は都合良く。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督甲斐さやか
- 主演永瀬正敏