全2作品。エスキル・フォクト監督が制作した映画ランキング

退屈な夏休みに不思議な力に目覚めた子どもたちの遊びが、次第に狂気へと変わっていく姿を、美しくも不気味に描いたノルウェー製のサイキックスリラー。 ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友人同士になった4人の子どもたちが、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。子どもたちは近所の庭や遊び場で新しい力を試すが、やがてその無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめる。 監督は、「わたしは最悪。」でアカデミー脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクト。ヨアキム・トリアー監督の右腕として、同監督の「母の残像」「テルマ」「わたしは最悪。」で共同脚本を務めてきたフォクトにとって、自身の監督作はこれが2作目となる。撮影を「アナザーラウンド」「ハートストーン」など北欧映画の話題作を多数手がけるシュトゥルラ・ブラント・グロブレンが担当。

視力を失った人妻が自らの妄想に取り憑かれていく姿を、現実と妄想の境を曖昧にした独創性あふれるタッチで描き、サンダンス映画祭などで評判を呼んだノルウェー製エロティックドラマ。ノルウェーの首都オスロで夫と暮らす元教師イングリッドは、病気で失明したことをきっかけに自宅に引きこもるようになってしまう。時間を持て余した彼女は、夫が若い女性と浮気する様子など様々な妄想を膨らませていくが……。主人公イングリッド役に、「孤島の王」のエレン・ドリト・ピーターセン。