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結婚か、大学か。インドネシアの女子高生が、伝統と自らの夢との間で葛藤する姿を鮮烈に描く青春物語。
現代のインドネシア。紫が好きで、詩を愛する聡明な女子高生ユニの夢は、大学へ進学すること。しかし、卒業を間近に控えた彼女のもとに、次々と縁談が舞い込む。二度の求婚を断ったユニに、周囲は「三度断ると婚期を逃す」という迷信を突きつける。学問への情熱と、結婚こそが女性の幸せだとする社会の圧力との間で、彼女の心は激しく揺れ動く。自由を求める魂と、古くからの慣習が衝突する時、ユニが選ぶ未来とは。一人の少女の葛藤を通して、現代社会が抱える問題を映し出す衝撃作。
ネット上の声
- 紫と聞くと欲求不満の色だと感じてしまうのは安直な結びつけかもしれないが、本作に於
- 紫色に憑かれ、人の物でも盗んでしまう少女を描くカミラ・アンディニ長編第3作
- ラストの選択は型からズラしているが主人公の周りのキャラクター描写は薄い
- 友だちが傷ついたとき、みんなで祈るように手を結んで、そっと寄り添う
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国インドネシア,シンガポール,フランス,オーストラリア
- 時間95分
- 監督カミラ・アンディニ
- 主演---
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インドネシアの美しい海を舞台に、鏡を信じ、行方不明の父を待ち続ける少女の成長を描く感動の物語。
インドネシアの海洋民族バジョの少女パクティ。津波で行方不明になった父から貰った鏡を使い、父との再会を信じ続ける日々。母は父の死を受け入れ再婚を考えるが、パクティはそれを認められない。ある日、村を訪れた青年トゥードと出会い、父の面影を彼に重ねるパクティ。鏡に映るのは希望か、それとも残酷な真実か。少女の純粋な想いが、家族と村に変化をもたらす。
ネット上の声
- 男の子の素直な瞳と歌声
- WWFのキャンペーン映画
- 【海は大きな鏡】
- 美しい作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国インドネシア
- 時間100分
- 監督カミラ・アンディニ
- 主演アティクァ・ハシホラン
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2017年・第18回東京フィルメックスのコンペティション部門で、「殺人者マルリナ」(劇場公開時タイトル「マルリナの明日」)とともに最優秀作品賞を受賞。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国インドネシア,オランダ,オーストラリア,カタール
- 時間86分
- 監督カミラ・アンディニ
- 主演---
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2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門でラウラ・バスキが最優秀助演俳優賞(銀熊賞)を受賞。第23回東京フィルメックス特別招待作品。
ネット上の声
- 抑揚のない綺麗すぎる画面に全盛期を過ぎた魅力の無い中年物語つまんな…戦争で家族を
- この監督は前作『ユニ』が素晴らしかったので期待していたのだが、まったく楽しめなか
- 映画が始まって2ショット目、被写界深度の浅いレンズ、森の中に佇む男、この映画は大
- カミラ・アンディニ監督なので難解で突き放した映画かと身構えたら肩透かし
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国インドネシア
- 時間103分
- 監督カミラ・アンディニ
- 主演ハッピー・サルマ