寂れた港町、消えゆく祭り。故郷の再生を夢見る一人の女性の、情熱と葛藤の物語。
東京での暮らしに挫折し、北海道の寂れた港町へ帰郷した珠子。彼女の目に映ったのは、かつての活気を失い、伝統の「大漁祭り」さえも存続の危機にある故郷の姿。珠子は町の再生をかけ、祭りの復活に一人立ち上がる。しかし、その前には古くからの因習に固執する町の長老たちや、複雑な人間関係の壁。自身の過去とも向き合いながら、故郷への愛と情熱だけを武器に突き進む珠子。彼女の想いは、閉ざされた人々の心を溶かし、町に奇跡を呼び起こせるのか。
ネット上の声
- 津軽じょんからを奏でる三味線弾きの世界を描く、作家長部日出雄の監督デビュー作
- 極めるということは怖いこと
- かなり昔にビデオで見て、大人になってからふと、また観たいなと思って探したが円盤化
- 女をかけて三味線で勝負だ!ってのが何かショボいなぁってなった
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督長部日出雄
- 主演柴田恭兵