自ら特攻に志願した実在の陸軍将校・藤井一中尉とその家族の最後の3日間を描いた短編ドラマ。太平洋戦争末期、敗戦間際の日本軍は、兵士たちによる捨て身の体当たり攻撃・特攻を繰り返していた。熊谷陸軍飛行学校で少年飛行兵たちの教育にあたっていた藤井一中尉は、次々と特攻に出撃していく教え子たちの姿を見て、自らも特攻に志願する。しかし、指導者であり妻子も抱える藤井の願いは受理されない。藤井の妻・福子は夫の揺るがない決意を知り、ある覚悟を決める。出演はNHK大河ドラマ「八重の桜」の竹島由夏と「SHINOBI」の虎牙光揮。「東京ソーダ水」でユニット監督をつとめた小野寺昭憲が監督・脚本を手掛けた。
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間25分
- 監督小野寺昭憲
- 主演竹島由夏