認知症を発症した妻を介護する夫と、彼らの子どもたちが、介護に悩みながらも夫婦、家族の絆を強めていく姿をユーモアも交えて描いたドイツ製のドキュメンタリー。本作が長編監督2作目となるダービット・ジーベキングが、自身の両親の様子をカメラに収めた。映画監督のダービットは、認知症になった母グレーテルの世話を手伝うためフランクフルト近郊の実家へ帰ってきた。長年にわたる妻の介護で、さすがに疲れてしまった様子の父マルテとともに母の世話をするダービットは、親友のカメラマンとともに、母と過ごす時間を映像に記録する。理性的だった母は、すべての抑制から解放され、自由に過ごしているように見えた。個人主義的に見えた父と母の夫婦関係も、愛情をありのままにさらけ出す関係へと変わっていく。
ネット上の声
- ドイツの映画監督であるダーヴィット・ジーヴェキングが認知症になった母親グレーテル
- アルツハイマーの母グレーテル&介護する父マルテを息子が撮影するドキュメンタリー!
- アルツハイマーは子供みたいなものって本人の前で言ってる場面でちょっと傷ついてしま
- 自分が「アルツハイマーになったとき」ばかり考えていたけど、逆のパターンもあるのか
認知症、 ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国ドイツ
- 時間88分
- 監督ダーヴィット・ジーヴェキンク
- 主演---