伝説のフラメンコダンサー、ラ・チャナの波乱に満ちた生涯を描いたドキュメンタリー。世界中の人びとを虜にしたフラメンコダンサー、ラ・チャナ。14歳から親族の経営する店で踊りはじめ、18歳で結婚。夫がマネージャーとなりフラメンコダンサーの活動をつづけた。映画で共演したピーター・セラーズからハリウッドに招かれるが、女性が自らの意見を言うことが許されない封建的なヒターノ(ジプシー)社会で、彼女の希望が通ることはなく、ハリウッド進出は幻となってしまった。その後もテレビ出演、世界ツアーなど、精力的に活動したラ・チャナは人びとを魅了し続けたが、ある日突然、表舞台から姿を消してしまう。結婚、出産、突然の引退、そして復帰。ラ・チャナの生涯を通じ、女性が男性社会で活躍することの難しさなどが描かれていく。
ネット上の声
- 魂の叫びは、映画のなかで永遠に生き続ける
- 魂と情熱の踊りに圧倒される
- 知らなかった
- ダニエル・シュミットの『カンヌ映画通り』を見ていたらニジンスキーの娘キーラ・ニジ
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国スペイン,アイスランド,アメリカ
- 時間86分
- 監督ルツィア・ストイェヴィッチ
- 主演ラ・チャナ