-
命の危険を冒して世界の紛争地帯を撮り続ける女性戦場カメラマン。仕事への情熱と家族への愛、その間で揺れ動く魂の葛藤。
世界屈指の女性戦場カメラマン、レベッカ。彼女の生きがいは、紛争地帯の現実を写真に収め、世界に伝えること。しかし、アフガニスタンでの取材中に自爆テロに巻き込まれ、瀕死の重傷を負う。一命を取り留めた彼女を待っていたのは、夫と二人の娘からの「もう危険な仕事はやめて」という悲痛な願い。家族を愛する一方で、使命感から再び戦地へ向かおうとするレベッカ。愛する者たちを傷つけたくないという想いと、ジャーナリストとしての魂。彼女が下す、あまりにも過酷な選択とは。
ネット上の声
- 『ウトヤ島7月22日』と同じ、エリック・ポッペ監督作品
- 戦争中毒という一面まで描いたのはスゴい!
- 身近の人多くの犠牲によって少し救済できる
- 救いたいのに救えないフィルターの向こう側
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ノルウェー,イギリス,スウェーデン
- 時間118分
- 監督エリック・ポッペ
- 主演ジュリエット・ビノシュ
-
第2次世界大戦時、ナチスドイツの侵攻に激しく抵抗したノルウェーの国王ホーコン7世の下した決断と運命の3日間を描いた歴史ドラマ。本国ノルウェーで大ヒットを記録し、アカデミー外国語映画賞に向けたノルウェー代表作品にも選出された。1940年4月9日、ノルウェーの首都オスロにナチスドイツが侵攻。ノルウェー軍も交戦するが、圧倒的な軍事力によって主要都市が次々と陥落し、占拠されていく。ドイツ軍はノルウェーに対し降伏を要求し、ドイツ公使とノルウェー政府国王のホーコン7世との謁見の場が設けられるが、ホーコン7世はその場で、ナチスの要求に従うか国を離れて抵抗を続けるかの選択を迫られる。主人公となるホーコン7世を演じたのは、「007」シリーズの悪役ミスター・ホワイトや、「僕とカミンスキーの旅」などで知られるイェスパー・クリステンセン。
ネット上の声
- 違和感のある邦題には慣れているのでOK?
- ノルウェーも先週戦後謝罪をしたばかり
- あ、屈しなかったってそういうこと?
- 権限は無いが、責任はある国王の苦悩
戦争
- 製作年2016年
- 製作国ノルウェー
- 時間136分
- 監督エリック・ポッペ
- 主演イェスパー・クリステンセン
-
2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で起こった無差別銃乱射事件を、生存者の証言に基づき映画化。97分間の本編のうち、事件の発生から収束までの72分間をワンカットで描いた。11年7月22日、ノルウェーの首都オスロの政府庁舎前で車に仕掛けられていた爆弾が爆発する。世間が混乱する中、オスロから40キロ離れたウトヤ島で今度は銃乱射事件が起こり、同地でノルウェー労働党青年部のサマーキャンプに参加してた10~20代の若者たちが犠牲になった。犯人は32歳のノルウェー人のアンネシュ・ベーリング・ブレイビクという男で、極右思想の持ち主であるブレイビグは、政府の移民政策に不満を抱きテロを計画。政府庁舎前の爆弾で8人、ウトヤ島の銃乱射で69人と、単独犯としては史上最多となる77人の命を奪った。映画は同テロ事件のうちウトヤ島での惨劇に焦点を当て、サマーキャンプに参加していた主人公の少女カヤの視点から、事件に巻き込まれた若者たちが恐怖や絶望の中で必死に生き抜こうとする姿をリアリズムたっぷりに描いた。監督は「ヒトラーに屈しなかった国王」「おやすみなさいを言いたくて」のエリック・ポッペ。18年・第68回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 悲劇的で恐ろしい。が、極めて誠実で底知れぬ意志を秘めた作品でもある
- 物凄くくどい。あえて共感します。冷静に鑑賞すべし。
- 『カメラを止めるな』37分『ウトヤ島、7月22日』72分
- 修復不可能なほど世界はねじれてしまったか
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国ノルウェー
- 時間97分
- 監督エリック・ポッペ
- 主演アンドレア・ベルンツェン