2004年のアメリカで実際に起こった、あるスクープ報道が広げた波紋の一部始終を、ケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォードの共演で描いた実録ドラマ。ジョージ・W・ブッシュ米大統領が再選を目指していた04年、米国最大のネットワークを誇る放送局CBSのプロデューサー、メアリー・メイプスは、伝説的ジャーナリストのダン・ラザーがアンカーマンを務める看板番組で、ブッシュの軍歴詐欺疑惑というスクープを報道する。しかし、その「決定的証拠」を保守派勢力に「偽造」と断定されたことから事態は一転。メアリーやダンら番組スタッフは、世間から猛烈な批判を浴びる。この事態を収拾するため、局の上層部は内部調査委員会を設置し、調査を開始するが……。メアリー・メイプスの自伝を、「ゾディアック」「アメイジング・スパイダーマン」などを手がけた脚本家のジェームズ・バンダービルトが初監督を務めて映画化した。
ネット上の声
- いろいろ思い起こさせてくれる貴重な映画
- パナマ文書の南ドイツ新聞記者は賢かった
- 主人公の自業自得を美化しようとする映画
- スポットライトと対をなす作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国オーストラリア,アメリカ
- 時間125分
- 監督ジェームズ・ヴァンダービルト
- 主演ケイト・ブランシェット