-
TAMA NEW WAVEでグランプリほか3冠に輝いた「ウルフなシッシー」や、松本穂香を主演に迎えたYouTubeドラマ「アストラル・アブノーマル鈴木さん」などの作品を手がけてきた大野大輔監督が、平成から令和に変わりゆく時代を背景に、持たざる者たちの苦しい愛と青春を描いた物語。ロックデュオ「チカチーロンズ」でボーカルを務める信太は、ある日の対バンライブでギターの直也にドタキャンされ、苦境に陥る。そんな信太に、シンガーソングライターの月見ゆべしが手を差し伸べる。売れない、金もない、時間もない、同じ境遇の三十路の2人は共鳴し、やがて信太はゆべしのマネージャーとなり、恋人になる。しかし、ゆべしをメジャーに進出させたい信太と、自分のスタイルをかたくなに曲げないゆべしの溝は日に日に深まっていき……。ゆべし役を「過激派オペラ」などの映画やドラマ、舞台と幅広く活躍する早織が演じ、吹き替えなしでギターの演奏シーンにも挑戦。信太役は大野監督が自ら演じた。
ネット上の声
- 最近の思い出し映画の中では抜きでた1本
- 崖っぷちの気高さ、言葉選びの鋭さに痺れる
- 相変わらずの下北沢地雷文化。
- すべての“夢破れし者”へ
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督大野大輔
- 主演早織
-
男と女の痴話ゲンカをシニカルに描いたコメディ。売れない女優アヤコは、舞台のオーディションに落選した憂さ晴らしのため、こじゃれたバーで親友ミキと盛り上がっていた。そんなさなか、アヤコの彼氏の新米AV監督・辰夫が呼んでもないのに彼女たちの前に現れる。アヤコと辰夫は破局寸前の微妙な関係。空気を読まない辰夫によって、場の空気が一気に険悪なムードへと変わっていく。ミキが帰り、残された辰夫と泥酔したアヤコは互いの不平不満を吐き出し、罵詈雑言の応酬へと突入する。監督、主演は本作が初の劇場公開作品となる大野大輔。2017年のTAMA NEW WAVEコンペティションで、グランプリ、ベスト男優賞、女優賞を受賞。
ネット上の声
- ”辻占恋慕”のチネマット試写会に参加しましたので
- ムードをぶち壊すのはいつだって男
- 恋愛関係においては最強の男性像
- 恋愛関係においては最強の男性像
コメディ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督大野大輔
- 主演根矢涼香
-
「ミスマガジン2022」受賞者の6人が主演を務めたオリジナル作品で、解散寸前のやさぐれたチアリーダーチームと問題ありのマネージャーが巻き起こす騒動を描いた異色の青春映画。
もともとは甲府の社会人野球チーム「エリュマントス」のチアリーダーだったココ、ユナ、ミズキ、リナ、スズ、サラの6人は、マネージャーの穴倉に連れられて地方の催事場などでのイベントに出演し、ドサまわりを続けている。最底辺の地下アイドルのような活動をさせれられているメンバーたちと穴倉とのケンカは絶えず、両者の溝は深まるばかり。そんなある日、とあるイベントに参加するために山梨の温泉街にたどり着いた一同は、穴倉の不用意な発言からトラブルに巻き込まれてしまい……。
主演は「ミスマガジン2022」でグランプリに輝いた瑚々と咲田ゆな、ミスヤングマガジン受賞の麻倉瑞季、ミス週刊少年マガジン受賞の斉藤里奈、読者特別賞受賞の三野宮鈴、審査員特別賞の藤本沙羅。問題ありのマネージャー・穴倉役は、「よだかの片想い」「さいはて」など主演作が続く中島歩。「ウルフなシッシー」「辻占恋慕」などの作品で注目を集める大野大輔監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 非リアルの中のリアリティ
- さよならエリュマントス
- ミスマガジンの存在を知らずに時間的にちょうどよかったのと、平井亜門さん、中島歩さ
- マネージャーの明るくおバカなクズっぷりがお見事!人が殴られる姿を見て爆笑したのは
青春
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督大野大輔
- 主演瑚々
-
テレビドラマ版「この世界の片隅に」などで活躍する若手女優の松本穂香の主演で、全17話がYouTubeで配信されたドラマの再編集となるディレクターズカットの劇場版。運命にいたずらにより田舎に取り残された主人公の鈴木ララがYouTuberとなり、家族や来訪者を巻き込んで暴走する日々を、オフビートかつポップに描く。松本が、これまで演じてきた役柄とは真逆のやさぐれたYouTuberを熱演。2017年「TAMA NEW WAVE」で3部門を受賞した「ウルフなシッシー」の大野大輔監督が手がけ、監督自らYouTube配信版から編集、レコーディングを再構成した。
ネット上の声
- やさぐれた松本穂香の魅力が暴走する必見作
- それ飲んだら、下手すると死にますって!
- 水がちゃぷちゃぷいうてまっか
- 自意識過剰って、普通だよね
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督大野大輔
- 主演松本穂香
-
表の顔は無敗の弁護士、裏の顔は伝説の殺し屋の血を引く人斬りという2つの顔を持つ男を主人公に描くアクションエンタテインメント。「テニスの王子様」や「刀剣乱舞」などの2.5次元ミュージカルで活躍する荒木宏文が主演を務めた。
弁護士の神道楷は裁判では連戦連勝の負け知らずで、所属する弁護士事務所内でも不動のエースだった。しかし、幕末の伝説の殺し屋「人斬り以蔵」こと岡田以蔵の血を引く楷には、法の抜け穴を利用して悪事を働く者たちに直接裁きを下す「人斬り」という裏の顔があった。また、彼は老舗のヤクザ・権藤組の4代目組長・権藤平八朗の隠し子であり、その出自を隠して生きてきたが、権藤が新興組織に襲われたことをきっかけに、若頭の鬼頭が楷に接触してくる。そしてある日、入念に準備して挑んだある裁判で、楷は予想外の敗北を喫してしまう。
共演に「MANKAI STAGE『A3!』ACT2!」などの舞台作品で活躍する陳内将、「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷百音ら。監督は「辻占恋慕」「アストラル・アブノーマル鈴木さん」の大野大輔。
ネット上の声
- このクソみたいな脚本と企画の前に頭を抱え、死んだ目で「仕事」してる大野大輔を想像
- 稚拙ってか雑
- 伊能さん出てるからアクション多いのかと思ったら全然だし伊能さんほぼアクション無か
- 表の顔は弁護士、裏の顔は殺し屋と恐れられる自警団、という大味の設定をケレン味たっ
アクション
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督大野大輔
- 主演荒木宏文