ロシア製SF映画に魅せられた日本人監督が、ロシアに渡り自主制作で完成させたSF映画。ロシアのとある街で娘と暮らす小説家のミハエル。人の記憶を消す特殊能力を持つミハエルのもとには、記憶を消したい人たちが訪れ、ミハエルは人びとの記憶を元に小説を書いていた。ある日、ミハエルは娘との思い出の一部がないことに気がつき、記憶が思い出せない事実に悩み苦しんでいた。そんな中、ミハエルが出会ったのが、記憶を呼び起こす特殊な能力を持つマリアだった。そして、ミハエルはマリアにある取引を持ちかける。監督はアレクサンドル・ソクーロフ監督「太陽」のほか、数多くのメイキング監督を務め、本作が初の長編監督作となる井上雅貴。井上のオリジナル脚本を全編ロシアで撮影を敢行し、完成させた。
ネット上の声
- 好みの作品、アイディアの素材は一級品なのに、煮詰める技が限界で 魅力を出し切れな
- 破綻した後半は「荒唐無稽シナリオ」の典型
- 旧ソ連の集合住宅って皆同じ古さだなあ~
- ちゃんとした配給元が決まるといいですね
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督井上雅貴
- 主演アレクサンダー・ツィルコフ