-
日露戦争下の松山。敵国ロシアの将校と日本人看護婦の許されざる愛が、100年の時を超え、現代に一つの奇跡を呼び起こす、実話を基にした感動の物語。
物語の始まりは1904年、日露戦争下の愛媛県松山に設置されたロシア兵捕虜収容所。そこで看護婦として働く武田ゆいは、捕虜であるロシア軍将校アレクサンドル・ソローキンの看護を担当することになる。敵国同士という立場、文化の違い、そして周囲の厳しい視線。数々の障壁がありながらも、二人は治療を通じて次第に心を通わせ、惹かれ合っていく。しかし、戦争という過酷な現実が、二人の運命を容赦なく引き裂こうとする。そして現代。テレビディレクターの桜子は、この歴史に埋もれた恋物語の存在を知り、その軌跡を追い始める。過去と現在が交錯し、ソローキンがゆいに託した「桜」の秘密が明らかになる。
ネット上の声
- 大道ラブストーリーの裏に描かれる人道主義
- 阿部純子の美しさ以外はすべて不快だった
- 一途な純愛が激しく美しくて素敵なお話
- 悲恋なだけではない、終盤愛に溢れる!
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上雅貴
- 主演阿部純子
-
ロシア製SF映画に魅せられた日本人監督が、ロシアに渡り自主制作で完成させたSF映画。ロシアのとある街で娘と暮らす小説家のミハエル。人の記憶を消す特殊能力を持つミハエルのもとには、記憶を消したい人たちが訪れ、ミハエルは人びとの記憶を元に小説を書いていた。ある日、ミハエルは娘との思い出の一部がないことに気がつき、記憶が思い出せない事実に悩み苦しんでいた。そんな中、ミハエルが出会ったのが、記憶を呼び起こす特殊な能力を持つマリアだった。そして、ミハエルはマリアにある取引を持ちかける。監督はアレクサンドル・ソクーロフ監督「太陽」のほか、数多くのメイキング監督を務め、本作が初の長編監督作となる井上雅貴。井上のオリジナル脚本を全編ロシアで撮影を敢行し、完成させた。
ネット上の声
- 破綻した後半は「荒唐無稽シナリオ」の典型
- 旧ソ連の集合住宅って皆同じ古さだなあ~
- ちゃんとした配給元が決まるといいですね
- 監督のお願いにこたえてレビュー
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督井上雅貴
- 主演アレクサンダー・ツィルコフ
-
日本の伝統美に潜む狂気と、それに翻弄される家族の恐怖を描いたファンタジーホラー。
全国各地で母と子の失踪事件が続発するなか、新興住宅地の建設現場に原因不明の深い穴が発生する。時を同じくして、そこで働く建設会社社員・和田勇輝の息子がこつ然と姿を消した。穴の先は不思議な森につながっており、そこでは巫女たちが「男神」と呼ばれる古の存在を鎮めるため、無垢な子どもを生贄として捧げる異様な儀式を行っていた。息子が穴に迷い込んだことを知った和田は、禁断の地である穴の中へと足を踏み入れるが……。
「ONODA 一万夜を越えて」の遠藤雄弥が和田役で主演を務め、元宝塚歌劇団雪組の彩凪翔が和田の妻で巫女の夏子役、アイドルグループ「King&Prince」の元メンバーでソロアーティストとして活躍する岩橋玄樹が和田に協力する建設作業員・山下裕斗役、アイドルグループ「SKE48」の元メンバーでタレントの須田亜香里が裕斗の姉・愛子を演じた。「日本(美濃・飛騨等)から世界へ!映像企画」にて入選し、YouTubeの人気サイト「怖い話 怪談 朗読」にて朗読され注目を集めたエピソードを原案に、「ソローキンの見た桜」の井上雅貴が監督・脚本を手がけた。
ホラー、 ファンタジー
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督井上雅貴
- 主演遠藤雄弥