2人組バンド「Bialystocks」で音楽活動も行う映画作家・甫木元空が、2016年の劇場デビュー作「はるねこ」に続いて撮りあげた長編第2作。
高知県・四万十川の流れる地に暮らす一家の物語を、若くして両親を亡くし祖父と暮らす甫木元監督自身の体験を投影しながら描き出す。四万十川のほとりで、年老いた祖父と、この地で余命を過ごすことを決意した母と暮らす青年ノロ。彼は迫り来る母の死を受け入れることができず、死者のように徘徊する。そんなノロを見守るように寄り添うおんちゃん。息子を思う母と母を思う息子は、互いの距離を測り直していく。
「うみべの女の子」の青木柚が主演を務め、「三年身籠る」など監督としても活動する女優の唯野未歩子、シンガーソングライターの前野健太が共演。
ネット上の声
- 意図を拾うのが難しい、高知のロケーションは魅力的
- 伝えたいわけではなく伝わってほしいわけでもなく
- 甘いしゆるい。
- ノロは何かのきっかけで(たぶんなにかしら自然の要因によって)もうすでに亡くなって
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間59分
- 監督甫木元空
- 主演青木柚