米ニューヨークで最も厳重なセキュリティが施されたシンシン刑務所で行われている収監者更生プログラムの舞台演劇を題材に、無実の罪で収監された男と収監者たちとの友情を描いた実話を映画化。主演を、「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」でアカデミー賞にノミネートされたコールマン・ドミンゴが務めた。
無実の罪で収監された男、ディヴァインGは、刑務所内更生プログラムである「舞台演劇」のグループに所属し、収監者仲間たちと日々演劇に取り組むことで、わずかながらの生きる希望を見いだしていた。そんなある日、刑務所で一番の悪人として恐れられている男、通称ディヴァイン・アイことクラレンス・マクリンが演劇グループに参加することに。そんな中で演劇グループは、次の公演に向けた新たな演目の準備に取り掛かるが……。
主人公ディヴァインGを演じたコールマン・ドミンゴは、第97回アカデミー主演男優賞にノミネートされ、「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」に続いて2度目の主演男優賞ノミネートを果たした。そのほかのキャストには、シンシン刑務所の元収監者で、舞台演劇プログラムの卒業生及び関係者である俳優たちが多数参加している。監督は「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」などの作品を手がけてきたグレッグ・クウェダー。
ネット上の声
- 演技なのか本心なのか、その境界線が曖昧になっていく様に引き込まれた。ラストシーンは本当に圧巻で、しばらく席を立てなかった。
- これはすごい映画。魂が揺さぶられるってこういうことか。
- 重いテーマだけど、ユーモアもあって見やすい。色々考えさせられる作品。
- 出演者たちの表情が忘れられない。ドキュメンタリーのような生々しさと、物語の力強さが同居してる不思議な感覚。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ
- 時間107分
- 監督グレッグ・クウェダー
- 主演コールマン・ドミンゴ