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広大なチベット高原、二人の男の奇妙な出会い。死者の巡礼を約束したトラック運転手の、魂の救済を巡るロードムービー。
舞台は、荒涼として美しいチベット高原。トラック運転手のジンパは、道中で一人の男を轢いてしまう。幸い男は無事だったが、彼は家族の仇を討つために聖地ラサへ向かう途中だった。奇妙な縁を感じたジンパは、男と別れた後、偶然にも彼と同じ名前の男の死に遭遇。その死者の巡礼を代わりに果たすことを決意する。復讐を誓う男と、死者の願いを背負う男。二つの魂が交錯する時、運命の歯車が静かに動き出す。
ネット上の声
- めっちゃ良かった。感動した。空気感最高!
- 巡礼するチベットの「家族」の映画である
- 誰かの代わりであると思い知らされたとき
- ただ穏やかに、人の感情を魅せる
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国中国
- 時間109分
- 監督ソンタルジャ
- 主演ヨンジョンジャ
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チベットに暮らす家族の姿を幼い女児の目を通して描いた、チベット人監督ソンタルジャの長編2作目。厳しい自然の中で牧畜を営む一家。幼いひとり娘は、母が新しい命を授かったことを知り、生まれてくる赤ちゃんに母を取られてしまうのではと不安になっている。村人たちと接することなく暮らしている父のグルは、かつて家を出て僧侶になった祖父から十分な愛情を与えられなかったという思いが強く、自分の父親をいまも許せないでいた。それぞれがぎくしゃくした関係のなかで生きる祖父と父、父と娘。そんな家族三代の関係が変化する時がやってくる。娘役のヤンチェン・ラモは上海国際映画祭2015で最優秀女優賞を受賞。日本では15年、第28回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門で上映(映画祭上映時タイトル「河」)。17年、日本で初のチベット人監督作品として劇場公開される。
ネット上の声
- 本名=ヤンチェン・ラモで演じていたんだ♡
- ドラマがなさそうなのに目が離せない
- ヤンチェン・ラモ。彼女がすべて。
- 美しい風景と普通の出来事
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国中国
- 時間98分
- 監督ソンタルジャ
- 主演ヤンチェン・ラモ
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「巡礼の約束」「草原の河」などで注目を集めるチベット人監督ソンタルジャが2010年に手がけた長編デビュー作。自分の過失で母を死なせてしまった青年ニマ。自責の念に苛まれ聖地ラサへ巡礼の旅に出るが、苦しみは消えない。帰り道、ニマは不思議な老人と出会い……。2011年・第30回バンクーバー国際映画祭アジア部門で新人監督賞を受賞した。特集上映「映画で見る現代チベット」(2021年3月13日~4月2日/東京・岩波ホール)で劇場初上映。
ネット上の声
- 私達にはわからない苦悩
- 車だと速すぎるんだ
- 台詞のほとんど無い主人公
- 圧倒的なチベット
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国中国
- 時間89分
- 監督ソンタルジャ
- 主演---
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「巡礼の約束」「草原の河」のチベット人監督ソンタルジャが、東チベットに伝わる世界最長の英雄叙事詩「ケサル王物語」をモチーフに、若い男女の運命を描いた作品。ラモとガベは婚姻届を出しに行くが、ガベと前妻の離婚がまだ成立していないことが判明する。ラモと結婚するため前妻を探すガベだったが、彼女は既に出家していた。一方、ラモはある大きな秘密を抱えていた。特集上映「映画で見る現代チベット」(2021年3月13日~4月2日/東京・岩波ホール)上映作品。
ネット上の声
- 伝わってこなかった
- 男はつらいよ
- チベットもベトナムのように、女性が暴力を振るわれる危険が?
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国中国
- 時間110分
- 監督ソンタルジャ
- 主演---