ベテラン女優グレン・クローズが、世界的作家の夫を慎ましく支えてきた妻に扮し、夫婦の絆や人生の意味とは何かを描いたヒューマンドラマ。主人公ジョーンを演じたクローズは第91回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、クローズ自身にとって7度目のアカデミー賞候補になった。現代文学の巨匠ジョゼフがノーベル文学賞を授与されることになり、ジョゼフと妻のジョーンは息子を伴い、ノーベル賞の授賞式が行われるストックホルムを訪れる。しかし、そこでジョゼフの経歴に疑いを抱く記者ナサニエルと出会い、夫婦の秘密について問いただされる。実は若い頃から文才に恵まれていたジョーンは、あることがきっかけで作家になることをあきらめた過去があった。そしてジョゼフと結婚後、ジョーンは夫の影となり、世界的作家となる彼の成功を支えてきたのだが……。夫ジョゼフ役は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどに出演するベテラン俳優のジョナサン・プライスが務めた。
ネット上の声
- この夫婦にあるのは愛か? 契約か? 才能の所在と時代の呪いに切り込んだ老獪な傑作
- 一級の俳優の表情が素晴らしい(追加あり)
- この顛末をネタに、妻は文壇に登壇する?
- とうとうマダムキレてしまいました。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国スウェーデン,アメリカ,イギリス
- 時間101分
- 監督ビョルン・ルンゲ
- 主演グレン・クローズ