在日韓国・朝鮮人の子弟に言葉と文化と歴史を学ばせたいという目的で、1946年に民族学校として大阪に設立された学校法人白頭学院建国幼・小・中・高等学校。同高校の伝統芸術部(通称「でんげい」)が、「文化のインターハイ」と称される、日本全国の高校生による伝統芸能の祭典「全国高等学校総合文化祭」の第38回大会「いばらき総文2014」に出場した際のひと夏を追ったドキュメンタリー。「いばらき総文2014」で10年連続の全国総文出場となった建国高等学校伝統芸術部が、同大会で朝鮮半島の伝統芸能「地神パルキ」を披露した。9人の高校生たちの大会へ向けてのひと夏の奮闘を追い、学びながら、笑い、そして悩む彼らの日常とともに、伝統芸術部の練習風景に密着する。監督は釜山MBCのプロデューサーであるチョン・ソンホ。テレビドキュメンタリーとして製作されたものを映画版に再編集した。
ネット上の声
- 国同士の対立の中で立ち上がっている彼らが文化で紡ぎだそうとする姿勢が素晴らしい
- レビューが少ないですが、これはまぎれもない青春映画の傑作です
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国韓国
- 時間97分
- 監督チョン・ソンホ
- 主演---