2人の小学生と彼らに慕われる図書室司書の女性が不器用に生きる姿を描いた、広島県呉市でオールロケを敢行したハートウォーミングドラマ。小学6年生の岸本正哉はフィリピン人と日本人の両親のもとに生まれ、クラスのいじめっ子たちから「ガイジン」などとちょっかいを受けている。正哉はその状況をしかたないと諦め、イヤではありながら抵抗することなくやり過ごしていた。そんな正哉のよりどころは、やさしく見守ってくれる新任司書の山崎祥子と過ごす図書室だけだった。同じクラスの放送委員の香山涼太は「DJカヤマ」と名乗り校内放送をしていたが、いつも空回りしてクラスの中でも浮いている存在だった。涼太は自身が企画するある特別放送に2人を巻き込もうとする。正哉は乗り気でなかったが、祥子は涼太の企画を手伝うという。そんな祥子にはある秘密があった。監督は初の長編監督作品となる呉市出身の迫田公介。
ネット上の声
- 苦しみや悲しみの先に光を照らせるのが愛
- 髪型を変えると逆に女の子らしさが…
- 感慨深い作品。
- 【”世界が一つになった時、僕らには勇気が沸き上がり強くなれる” 孤独で哀しい思いを秘めた司書の先生と、二人の小学生との絆を描いた人間性肯定思想をベースにした、どんな時でも前を向く勇気を貰える作品。】
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督迫田公介
- 主演マサマヨール忠