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青森の伝統工芸・津軽塗を題材に、不器用な女性が津軽塗職人の父との暮らしの中で自身の進む道を見いだしていく姿を、堀田真由主演で描いた人間ドラマ。
青森県弘前市。青木美也子は高校卒業後もやりたいことが見つからず、家計を助けるためスーパーで働いている。何をやってもうまくいかず自分に自信を持てない彼女だったが、津軽塗職人である父の手伝いだけは夢中になれた。しかし父は業界の斜陽とともに気力を失い、いつしか家族もバラバラになっていた。貧しい暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かして出ていった母と、家を継がず美容師になった兄。そんな家族の中で、津軽塗の道に進みたいと言い出せない美也子だったが……。
堀田が主人公の美也子役を務め、小林薫が寡黙な父を演じる。高森美由紀の小説「ジャパン・ディグニティ」を原作に、「まく子」の鶴岡慧子が監督を務めた。タイトルの「バカ塗り」とは、「バカに塗って、バカに手間暇かけて、バカに丈夫」と言われるほど塗っては研ぐ工程を繰り返す津軽塗を指す言葉。
ネット上の声
- 津軽塗職人の父と、その娘の奮闘を描いた物語。 ばかみたいに手のかか...
- そうはならないと思うんだけど・・・
- 地味な映画だけど面白かった
- 津軽塗りが繋ぐ“父と娘“
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督鶴岡慧子
- 主演堀田真由
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直木賞作家・西加奈子の同名小説を映画化し、小さな温泉街に住む少年が転入生の不思議な少女との出会いを通して成長していく姿を描いた人間ドラマ。温泉街で暮らす小学5年生の慧は、子どもと大人の狭間で戸惑っていた。そんなある日、彼の学校に不思議な魅力の美少女コズエが転入してくる。コズエが抱える大きな秘密を知ることで、慧が今まで見てきた世界は優しく塗り替えられていく。「真夏の方程式」の山崎光が慧役で映画初主演を務め、物語のカギを握る謎の転入生コズエ役には本作が2度目の映画出演となる新星・新音を抜擢。慧の父・光一役を草なぎ剛、母・明美役を須藤理彩が演じる。監督は、長編第1作「くじらのまち」が国内外で高く評価された新鋭・鶴岡慧子。
ネット上の声
- ふわふわした映画で何を言いたいのかイマイチわからなかった
- 少年から大人へ。その不安定な心の移り変わりが見どころ。
- 女性からみた思春期男子の心情描写が面白い
- 傑作です。迷っているなら見たほうが良い。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督鶴岡慧子
- 主演山崎光
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第34回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)グランプリ受賞作。高校最後の夏休みを通して、男女3人組の心のすれ違いをみずみずしく描いた青春群像劇。2012年・第25回東京国際映画祭の「日本映画・ある視点」部門とPFFの特別提携企画で上映。
ネット上の声
- 行き場のない感情(そもそも自分の気持ちに名前つけられてない感)の処理方法がわから
- 最初の更衣室から気になったけど、行動やセリフのリアリティの無さがかなり気になった
- 非常に分かりやすい構成だったと思うが、いかんせん現実味という点では全くの不足を感
- テーマとかメッセージとか、まとまりもない、面白くない、脚本の時点で絶望しそうな、
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督鶴岡慧子
- 主演飛田桃子
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大学の卒業制作で手がけた「くじらのまち」がPFFアワードなどで高い評価を受け、15年にはPFFスカラシップで製作した「過ぐる日のやまねこ」が公開された新鋭・鶴岡慧子監督が、シンガーソングライター・黒木渚のアルバム「標本箱」をモチーフにメガホンを取ったヒューマンドラマ。黒木の歌詞で描かれる女性の強さや揺れる思いを登場人物の6人の女性に託し、些細な日常の中で生まれる女性たちと9人の男性のすれ違いや出会いを、ある1日の物語として描いていく。主人公の大学生役を、16年7月にアイドルグループ「ゆるめるモ!」を卒業した櫻木百が務める。
ネット上の声
- 監督業記念
- うーん、こういう映画こそ良さを理解できればいいのかもしれないけど、分からなかった
- 黒木渚さんの曲は聴いたことなくて、そういう企画モノの映画っていうのも知らなくて観
- むかしから教職の欠点として「社会経験がない」ことがしばしば指摘される
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督鶴岡慧子
- 主演櫻木百