フラメンコを芸術の域まで高めた不世出のフラメンコダンサーで、映画「バルセロナ物語」(1963)の中でみせた華麗なステップでも知られるカルロス・アマジャが、63年に50歳の若さで亡くなってから50年。カルロスの姪で舞踏家のメルセデス・アマジャ・ラ・ウィニーを母にもつバイラオーラ(女性の踊り手)のカリメ・アマジャが、フラメンコとルンバの伝統を融合させた舞台を創出していく過程や、病気を抱えながらもいつか舞台で踊ることを夢見る5歳のフアニート少年の姿を通し、バルセロナの社会の底辺にあっても、フラメンコを自身のルーツとして誇りを持って生きる人々や、その中でフラメンコという芸術がどのように次代へ継承されていくのかを描き出したドキュメンタリー。2013年・山形国際ドキュメンタリー映画祭2013インターナショナル・コンペティション部門では、「ジプシー・バルセロナ」のタイトルで上映された。
ネット上の声
- 何のために踊るのか、何を表現するのか
- 狂おしいほどの魂の共鳴。
- フラメンコかっこいい
- 情念の具象化
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国スペイン
- 時間84分
- 監督エヴァ・ヴィラ
- 主演---