映画製作の現場で新たな資金調達システムを編み出し、900本もの作品の製作をサポートしたオランダ人銀行マンの軌跡を描いたドキュメンタリー。ロッテルダムの銀行員フランズ・アフマンは、映画プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスとともに、映画配給会社に対し、作品の配給権を作品完成前に販売することで、その対価を制作費に充当することができる「プリセールス」というシステムを開発。これにより、新興の映画会社による映画製作が盛んとなり、1970年代半ばから90年代にかけて、「コンドル」「キングコング」「ターミネーター」「プラトーン」といった作品群がアメリカ映画界を席巻した。本作では、死期の近づいたアフマン自身が思い出を語る映像や、ケビン・コスナー、オリバー・ストーン、ポール・バーホーベンら数多くの映画人の証言により、フランズ・アフマンの足跡が描かれる。監督はアフマンの実娘ローゼマイン・アフマン。
ネット上の声
- 羨ましいって思うバンカー多そう
- この銀行マンに興味ゼロだけど
- バーホーベン、いいやつやん!
- 今はいない。残念。
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国オランダ
- 時間82分
- 監督ローゼマイン・アフマン
- 主演フランズ・アフマン