心臓移植をめぐって繰り広げられる喪失と再生の物語を、「預言者」のタハール・ラヒム、「毛皮のヴィーナス」のエマニュエル・セニエ、「Mommy マミー」のアンヌ・ドルバル共演で描いたフランス製ヒューマンドラマ。「聖少女アンナ」「スザンヌ」で注目された新鋭女性監督カテル・キレベレが、メイリス・ド・ケランガルのベストセラー小説をもとに映画化し、命のやりとりに直面した人々の葛藤を静謐なタッチで描き出す。夜明け前、青年シモンは恋人が眠るベッドをそっと抜け出し、友人たちと一緒にサーフィンに出かける。しかしその帰り道に自動車事故に巻き込まれ、病院で脳死と判定されてしまう。報せを受けて病院に駆けつけたシモンの両親は現実を受け入れられないまま、医者から臓器移植コーディネーターのトマを紹介される。一方、パリで暮らす音楽家の女性クレアは重い心臓疾患で臓器提供を待っていたが、若くない自分が他人の命と引き換えに延命することに疑問を感じていた。
ネット上の声
- 「モーリタニアン 黒塗りの記録」で凄く印象に残ったタハール・ラヒムを追っての鑑賞
- フランス🇫🇷とベルギー🇧🇪の合作作品
- 音楽はアレクサンドル・デスプラ
- 命を繋ぐ全ての人に敬意を抱く
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間104分
- 監督カテル・キレヴェレ
- 主演タハール・ラヒム