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戦争を放棄した国、日本。憲法第九条の成り立ちと、その存在意義を、多様な視点から問い直すドキュメンタリー。
第二次世界大戦後の日本から現代。集団的自衛権の行使容認など、安全保障環境が大きく変化する中で、憲法第九条が持つ意味が改めて問われている。本作は、第九条がどのようにして生まれたのか、その歴史的背景を紐解く。そして、改憲派と護憲派、それぞれの立場からの主張や、自衛隊の海外派遣、安保法制といった具体的なテーマを通して、論争の核心に迫る。憲法学者、政治家、自衛隊員、そして戦争を体験した市井の人々の証言を通して、平和とは何か、国を守るとはどういうことかを観る者に突きつける。この国の未来を考える上で、避けては通れないテーマ。
ネット上の声
- 多くの若者に観てもらいたい映画
- みんなに関わること
- ちょっと消化不良?
- 憲法を語ろう
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督宮本正樹
- 主演南圭介
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未来の架空の日本を舞台に、原子力発電存続の国民投票を前にした家族たちが原発の問題と向き合っていくドラマ。20XX年、国会で原発を禁止する憲法案が発議され、原発の是非を問う国民投票の実施が決定した。町議会議員である高橋明は、家族に原発賛成に投票するように指示をする。原発警備員として働いている息子の敦は、生活費を稼ぐために原発には賛成であった。しかし、敦の婚約者である直子との間に新たな命を授かることがわかると、原発について疑問を抱くようになる。敦役をドラマ「あなたの番です」の水石亜飛夢が演じるほか、「超人機メタルダー」の妹尾青洸、「人狼ゲーム マッドランド」の松永有紗らが顔をそろえる。監督は憲法9条をテーマにした「第九条」を手がけた宮本正樹。
ネット上の声
- 印象論の域を出ない浅い知識しか持ち合わせてない自分には知る事が多くて大変ためにな
- 高レベル放射性廃棄物を生み出し続ける原発
- 反原発プロパガンダ
- 国を動かす家族会議
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督宮本正樹
- 主演水石亜飛夢
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原子力発電の是非を問う国民投票を描いた「国民の選択」、憲法第九条のあり方を議論した「第九条」など、さまざまな社会問題をテーマに取り上げてきた宮本正樹監督が、今度は死刑制度を題材に描いた作品。
20XX年、世界的な死刑廃止の流れを受けて、日本政府も死刑の是非について本格的な検討を始めることになった。国民の声を聞くために、まずは世代ごとの諮問委員会が設置され、そのなかで少人数のグループでの話し合いの場がもうけられる。マイナンバーによって無作為に選ばれた30代のグループには、医師や弁護士といった社会的地位がある者からそうでない者まで、さまざまな職業や性別の人々が集まり、彼らは1カ月に1回のディスカッションを通して死刑制度と向き合うことになる。
「特命戦隊ゴーバスターズ」で注目された馬場良馬が医師の山田役を演じ、舞台「おそ松さん on STAGE」シリーズで主演を務める高崎翔太が、山田と対峙する産業廃棄物処理場勤務の鈴木役を演じた。
ネット上の声
- 結果に対する責任は?
- うーん、タイトル的に期待していたのだけど、新しい考察とかとくになく面白くなかった
- 良く練られた素晴らしい脚本
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督宮本正樹
- 主演馬場良馬
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共依存、アルコール依存症、認知症に苦しむ3組の人々を描いたヒューマンドラマ。親の愛を受けられなかったせいで情緒不安定な恋人・明美への接し方に悩む小学校教員の哲也。一方、哲也が勤める小学校に通うタケルは、アルコール依存症の父親の影響で自傷行為を繰り返し、母親の真由美を悩ませていた。また、アルツハイマー型認知症になった明美の母親・陽子は夫・定雄への信頼に疑いを抱きはじめる。共依存に悩むカップル役に、スーパー戦隊シリーズ「海賊戦隊ゴーカイジャー」で人気を集めた小澤亮太と、TV・映画・モデルなど多方面で活躍する入山法子。
ネット上の声
- 抱きしめる、という事
- それでもなお歩く
- こんなとこで言っても仕方がないんですが、私も妊娠中や子供が産まれた時、夫が私だけ
- 数日前に見た「マザー」に引き続き共依存がテーマ
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督宮本正樹
- 主演小澤亮太