一皿のクスクスに家族の未来を託す。港町を舞台に、移民一家の絆と再生への奮闘を力強く描くヒューマンドラマ。
南フランスの港町セート。長年勤めた造船所を解雇された60代の移民スリマーヌは、家族からの尊敬を失い、孤独を感じていた。彼は人生の再起を懸け、古い船を改装して、得意の魚のクスクスを出すレストランを開くことを決意。離婚した妻、現在のパートナー、そしてその娘である快活なリムの助けを借り、計画は少しずつ形になっていく。しかし、資金繰りや役所の官僚主義、そして複雑な家族関係が彼の前に立ちはだかる。果たしてスリマーヌは、家族の絆を取り戻し、夢を実現させることができるのか。一皿の料理が繋ぐ、愛と希望の物語。
ネット上の声
- お腹がトップントップンしていて……
- 生身の人間たちの生々しい群像劇
- 人生ってこんなもの
- 共感できない人々…
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国フランス
- 時間154分
- 監督アブデラティフ・ケシシュ
- 主演アビブ・ブファーレ