インドネシア、1965年大虐殺の加害者たち。彼らが自ら監督・主演し、過去の殺人を映画として再演する衝撃のドキュメンタリー。
1965年、インドネシアで起きた100万人規模の大虐殺。その実行者であるアンワル・コンゴらは、今も国民的英雄として暮らしている。監督は彼らに、ハリウッド映画のスターを気取って、自らの殺人行為を再現する映画の制作を依頼。ギャング映画、ミュージカル、西部劇…様々なジャンルで過去の殺人を演じるうちに、彼らの内面に潜む罪悪感や虚栄心が剥き出しになっていく。加害者の視点から歴史の闇を炙り出す、前代未聞の手法。観る者の倫理観を根底から揺さぶる問題作。
ネット上の声
- 加害者に虐殺を再演させるっていう発想がまずヤバい。最初は英雄気取りだった連中が、演じるうちに徐々に精神が蝕まれていく様は鳥肌モノ。これはただのドキュメンタリーじゃない、人間の心の闇を抉り出す実験映画だ。
- 正直、何が面白いのか全く分からなかった。ただただ不快で胸糞悪いだけ。最後まで見るのが苦痛でした。
- 脳みそを揺さぶられる衝撃。観るべき一本。
- 観ていて本当に辛くなるけど、知っておかなければいけない歴史だと思った。後味は最悪だけど、観てよかった。
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国デンマーク,インドネシア,ノルウェー,イギリス
- 時間121分
- 監督ジョシュア・オッペンハイマー
- 主演---