1960年代インドネシアで行われた大量虐殺を加害者側の視点から描いたドキュメンタリー。60年代、秘密裏に100万人規模の大虐殺を行っていた実行者は、現在でも国民的英雄として暮らしている。その事実を取材していた米テキサス出身の映像作家ジョシュア・オッペンハイマー監督は、当局から被害者への接触を禁止されたことをきっかけに、取材対象を加害者側に切り替えた。映画製作に喜ぶ加害者は、オッペンハイマー監督の「カメラの前で自ら演じてみないか」という提案に応じ、意気揚々と過去の行為を再現していく。やがて、過去を演じることを通じて、加害者たちに変化が訪れる。エロール・モリス、ベルナー・ヘルツォークが製作総指揮として名を連ねている。山形国際ドキュメンタリー映画祭2013インターナショナル・コンペティションで「殺人という行為」のタイトルで上映され、最優秀賞を受賞。14年、「アクト・オブ・キリング」の邦題で劇場公開。
ネット上の声
- 頭がちゃんと理解しようとするのを拒否する
- 初めて映画館を出ようと思ったくらいの駄作
- 「世の中には知らねばならない事がある。」
- 被害者の方々は、これを観て何を思うだろう
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国デンマーク,インドネシア,ノルウェー,イギリス
- 時間121分
- 監督ジョシュア・オッペンハイマー
- 主演---