松山ケンイチ主演で、東日本大震災後の福島に暮らす家族の喪失と再生を映し出したドラマ。先祖代々の土地を守って暮らしていた総一は、震災の影響で故郷を離れることを余儀なくされ、やり場のない怒りを抱えながら先の見えない毎日を送っていた。そんなある日、20年近く前に故郷を出た弟・次郎が帰郷し、警戒区域となった生家に住み着いているという連絡が入る。無人となった村に戻った弟は、ある思いに突き動かされてたったひとりで苗を育てていた。福島オールロケを敢行し、絶望的な状況下でも希望に向かって踏み出す家族の姿を描き出す。「いつか読書する日」「スープ・オペラ」の青木研次によるオリジナル脚本を、これまでドキュメンタリー作品で手腕をふるってきた久保田直監督のメガホンで映画化した。
ネット上の声
- ジャケ写から、姥捨山のような作品かと勝手に思ってたのですが、違いました
- 人が住めなくなった福島に住み始める男の再生物語
- 震災・原発事故・進まぬ除染・遥かなる想い
- 帰れる故郷があることの素晴らしさ
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督久保田直
- 主演松山ケンイチ