パレスチナのヒップホップ・ムーブメントを取り上げたドキュメンタリー。占領地の検閲所や分離壁といった目に見える分断はもちろんのこと、ジェンダー差別や世代ギャップまで、さまざまな壁を音楽の力によって乗り越えていこうとする若者たちの姿を描く。イスラエル領内パレスチナ人地区で生まれた史上初のパレスチナ人ヒップホップ・グループ「DAM」が、占領や貧困、差別により生きる意味を見出せずにいる若者たちへ向けて言葉を紡ぎ、そんなDAMに刺激を受けた若者たちもまた、ヒップホップを志し、歌うことで失われていた感情が呼び覚まされていく。やがてDAMは各地で活躍するパレスチナ人ヒップホップ・グループを集めてライブを開こうと試みるが……。監督は自身もパレスチナにルーツを持つアラブ系アメリカ人の女性アーティスト、ジャッキー・リーム・サッローム。
ネット上の声
- そういえば大学の講義で鑑賞した映画
- ユダヤ人が勝手に作ったイスラエル
- 池上さんの特番に負けない内容♪
- 平和と音楽と映画を愛する皆様に
ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国パレスチナ,アメリカ
- 時間94分
- 監督ジャッキー・リーム・サッローム
- 主演---