2004年に起こったイラク日本人人質事件の当事者たちのその後を取材したドキュメンタリー。04年、イラク戦争のさなか、武装勢力がファルージャで3人の日本人を拘束し、支援活動のため派遣されていた自衛隊の撤退を要求。3人は、軽率な行動が国に迷惑をかけたとして「自己責任」を問われ、激しいバッシングにさらされる。同事件で人質となり、事件後のPTSDを乗り越えて再びイラク支援を続ける高遠菜穂子さん、同じくPTSDに苦しみ、その経験から不登校やひきこもりなどの若者を支援するNPOで働く今井紀明さんを取材し、事件から10年を経てもなお、解決されていないさまざまな問題を浮き彫りにしていく。
ネット上の声
- イラクを見ると日本が見える
- 地球上の人類へ
- 確かに人質事件の際は自己責任論が白熱していて、少し冷めた目で見ていた記憶があるが
- 自分が無知だったのとショッキングな映像、メディアの在り方、色々考えさせられる映画
ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督伊藤めぐみ
- 主演---