イスラエルとパレスチナ、敵対する二つの家族。出生時に取り違えられた息子の存在が、憎しみの連鎖に問いを投げかける。
テルアビブに暮らすイスラエル人の青年ジョセフ。兵役検査の血液検査で、自分が両親の実の子ではないという衝撃の事実を知る。調査の結果、彼はガザ地区の難民キャンプで生まれ、パレスチナ人の赤ん坊と取り違えられていたことが判明。一方、パリで音楽家を夢見ていたパレスチナ人の青年ヤシンにも、同じ事実が告げられる。敵同士として育った二つの家族。憎しみと偏見を乗り越え、彼らが見出す「本当の家族」の形。
ネット上の声
- 第25回東京国際映画祭でグランプリと優秀監督賞の2冠に輝いた、“家族の在り方”や
- 「もう一人の息子」タイトルでストーリーを想像できる
- イスラエル人とパレスチナ人の子ども取り違え話
- 家族の物語に込められた、世界平和への願い
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督ロレーヌ・レヴィ
- 主演エマニュエル・ドゥヴォス