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寡黙な父が抱え続けた、家族も知らないもう一つの顔。その衝撃の秘密が明かされる時、家族の絆が試される。
終末期の患者を専門に看取る、物静かな男性看護師デヴィッド。彼は仕事に献身的で、患者たちに深く寄り添い、最後の時間を共に過ごす。しかし、その真摯な姿とは裏腹に、彼は自身の家族とは距離を置き、過去を語ろうとしない。なぜ彼は、他人の死にこれほどまで向き合うのか。彼が家族に隠し続ける秘密とは何か。患者たちとの交流を通して、デヴィッドの心の奥底に秘められた痛みと過去が、静かに、しかし衝撃的に浮かび上がってくる。一人の男の孤独と再生を描く、心を揺さぶるヒューマンドラマ。
ネット上の声
- そうか、最初はこんな身近なところから作っていたんだ
- 怒り心頭に発し、怒髪天を衝く作品だ
- 15禁映画だが、中学生に見せたい映画
- 胸糞映画だし、ゲロがリアルだった
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国メキシコ
- 時間103分
- 監督ミシェル・フランコ
- 主演テッサ・イア
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忘れたい記憶を抱える女と忘れたくない記憶を失っていく男が出会い、互いに支えあいながら希望を見いだしていく姿を優しいまなざしでつづったヒューマンドラマ。
ニューヨークで13歳の娘と暮らすソーシャルワーカーのシルヴィアは、若年性認知症で記憶障害を抱えるソールと出会う。家族に頼まれてソールの面倒を見るようになったシルヴィアは、ソールの穏やかで優しい人柄と、彼が抱える抗えない運命への哀しみに触れ、次第にひかれていく。しかしシルヴィアもまた、ある過去のせいで心に傷を抱えていた。それぞれ自分の殻に閉じこもって生きてきた2人は、互いに寄り添いながら自身の過去や人生と向きあっていく。
ジェシカ・チャステインがシルヴィア、ピーター・サースガードがソールを演じ、2023年・第80回ベネチア国際映画祭にてサースガードがボルピ杯(最優秀男優賞)を受賞。テレビドラマ「ゴッドレス 神の消えた町」のメリット・ウェバー、「サスペリア」のジェシカ・ハーパーが共演。「或る終焉」「ニューオーダー」などで知られるメキシコの俊英ミシェル・フランコが監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 「青い影」のオルガンの対位法と、記憶をめぐる男女の対比
- プロコル・ハルムの"青い影"が傷ついた男女を包み込む
- 二人だからこそ前に進んでいける
- 演劇を知らない人には分からない例えだけど、平田オリザの静かな演劇みたいな映画でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ,メキシコ
- 時間103分
- 監督ミシェル・フランコ
- 主演ジェシカ・チャステイン
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裕福な一家に訪れた父の突然の病。雇われた看護師が、静かに家族の日常と偽りの仮面を剥がしていく衝撃のドラマ。
現代メキシコの裕福な一家。ある日、その家長である老人が脳卒中で倒れ、寝たきりの状態に。家族は在宅介護を選び、物静かで献身的な男性看護師、デビッドを雇い入れる。デビッドは黙々と老人の世話を続けるが、彼の存在が、これまで保たれてきた家族内の冷ややかな均衡を少しずつ崩していく。父の「終焉」を前に、見舞いに訪れる親族たちの間で渦巻く、遺産を巡る思惑とエゴ。デビッドは、そんな一家の姿を静かに観察し続ける。彼の目的は何なのか。そして、家族が目を背けてきた真実が露わになった時、誰もが予想しなかった衝撃的な結末が訪れる。
ネット上の声
- 終末期にある患者に寄り添う男性看護師デイビッドの仕事や家族との関わりを描く作品
- 「ニューオーダー」を観てミシェル・フランコ監督の他の作品が観たくなった
- DVDのパッケージやポスターなどはよく見かけていた
- ラストは「救い」「解放」という解釈はどうか?
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国メキシコ,フランス
- 時間94分
- 監督ミシェル・フランコ
- 主演ティム・ロス
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妊娠した17歳の娘の前に現れた、音信不通だった母。その歪んだ愛情が、幸せな未来を蝕んでいく。
メキシコの海辺の町。17歳で妊娠したバレリアは、恋人と共に新しい生活への不安を抱えていた。そんな彼女の元に、長年音信不通だった母・アプリルが突然現れる。献身的に娘と孫の世話をするアプリルは、頼もしい存在に見えた。しかし、その愛情は次第に歪み始め、娘の生活を支配していく。母の異常な執着が、若い二人のささやかな幸せを奪い、家族の関係を破滅へと導く、息詰まる心理スリラー。
ネット上の声
- ミシェル・フランコ監督の作品は全部観たくて視聴
- 置き去りにされた赤ちゃんの演技が凄い
- 何一つ悪いと思っていないんだろうなあ
- 普通は理性が勝るからこんな事しない
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国メキシコ
- 時間103分
- 監督ミシェル・フランコ
- 主演エマ・スアレス
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豪華な結婚式は、突如として血塗られた暴動の舞台へ。富裕層と貧困層の断絶が爆発する、戦慄のディストピアスリラー。
現代のメキシコシティ。上流階級の邸宅で開かれる華やかな結婚パーティー。心優しき花嫁マリアンが幸せの絶頂にいたその時、貧困層による大規模な暴動が勃発。パーティー会場は一瞬にして阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。混乱の中、元使用人を助けようと屋敷を抜け出したマリアン。しかし、彼女を待ち受けていたのは、秩序回復を名目に介入した軍部による、より残忍で暴力的な新たな支配体制だった。社会の崩壊が加速する中、マリアンを待ち受ける過酷な運命。誰が敵で、誰が味方なのか。観る者の価値観を揺さぶる衝撃の結末。
ネット上の声
- 【”新しい秩序。”社会派ミシェル・フランコ監督が”格差社会を解消しないとこの映画の様になるかもしれないよ・・。”と物凄いシニカルな視点でメッセージを発信した恐ろしい作品。】
- なんという恐怖感!! これはもしかしたら北朝鮮より恐ろしいかもしれない
- primevideoにて鑑賞しました🎬
- 誰も救われない胸糞映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国メキシコ,フランス
- 時間86分
- 監督ミシェル・フランコ
- 主演ナイアン・ゴンサレス・ノルビンド
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2025年・第75回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。第35回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門(第22回ラテンビート映画祭 IN TIFF)上映作品。
ネット上の声
- メキシコとの間に文字通り壁を立てるトランプ政権下に製作された意味がある、綺麗事じゃない移民の夢と現実
- [アメリカとメキシコ、独占欲を巡る恋] 70点
- 夢とそれにまとわりつく傲慢な感じが─
- ベルリン国際映画祭にて
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国メキシコ,アメリカ
- 時間98分
- 監督ミシェル・フランコ
- 主演ジェシカ・チャステイン