俳優、シンガーソングライター、演出家、タレントなど幅広く活躍する美輪明宏の実像と歴史を、フランス人監督のパスカル=アレックス・バンサンがひも解いたドキュメンタリー。深作欣二監督が三島由紀夫の舞台劇を映画化し、カルト的な人気を獲得した映画「黒蜥蜴」(1968)で、妖艶なヒロインを演じた美輪に感銘を受けたバンサン監督が、美輪本人への密着取材を敢行。52年の歌手デビューから、2012年末のNHK紅白歌合戦で歌われた「ヨイトマケの唄」の逸話や生前の深作欣二監督の発言、そして宮崎駿監督「もののけ姫」での声優出演時のエピソードまで、貴重なアーカイブ映像を編集した。
ネット上の声
- まるで近代日本を舞台にした『フォレスト・ガンプ』。 不世出なファムファタルへ、愛の讃歌を贈る。
- デヴィッド・ボウイの先駆けであり天井桟敷周辺の戦後サブカル史の中心的人物だったと
- もともとはテレビ用のドキュメンタリーだそうで、日本人からしてみれば、美輪明宏につ
- 歌手/俳優として活躍し、三島由紀夫や寺山修司からの寵愛を受けた謎多き麗人・美輪明
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間63分
- 監督パスカル=アレックス・ヴァンサン
- 主演美輪明宏