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衝動的な息子と破天荒な母。社会から孤立した親子が、隣人の助けを得て見出す希望と絶望の物語。
カナダ、ケベック州。ADHDを抱える衝動的な15歳の息子スティーヴと、シングルマザーのダイアン。施設から戻った息子との生活は、愛情と憎しみが激しくぶつかり合う日々の連続。そんな二人の前に現れた、向かいに住む引きこもりがちな教師カイラ。彼女の存在が、破綻寸前の親子関係に一筋の光をもたらすかに見えた。しかし、彼らを待ち受けていたのは、あまりにも過酷な現実。鮮烈な映像美で描かれる、母と子の壮絶な愛の行方。
ネット上の声
- 発達障害の息子を育てる母親の話。観ていて本当に胸が苦しくなるシーンの連続だけど、それでも底にあるのは間違いなく愛なんだよね。ラストは涙が止まらなかった。子育て経験者には特に刺さると思う。
- 1:1の画角が広がる瞬間のカタルシスが忘れられない!Oasisが流れるシーンは鳥肌モノ。グザヴィエ・ドラン、間違いなく天才だわ。
- とにかくエネルギーがすごい映画。観終わったあと、どっと疲れた(笑)でも、映像の美しさと俳優の演技に引き込まれました。
- 終始イライラしてしまった。登場人物の誰にも共感できず…。
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国カナダ
- 時間139分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演アンヌ・ドルヴァル
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「女になりたい」35歳の誕生日に恋人へ衝撃の告白。10年に渡る、愛とアイデンティティを巡る壮絶で鮮烈な魂の物語。
1989年、カナダ・モントリオール。高校教師のロランスは、恋人フレッドに35歳の誕生日、「女性として生きたい」と告白。突然の告白に激しく動揺しながらも、フレッドは彼の最大の理解者であろうと決意。しかし、社会の偏見、家族の反対、そして二人の間に生まれる軋轢が、彼らの愛を試す過酷な試練。周囲の無理解に傷つきながらも、自分らしくあろうとするロランスと、彼を愛し続けるフレッド。10年という歳月をかけ、愛の形を問い続ける二人の軌跡を、鮮烈な色彩と音楽で描く魂の叙事詩。
ネット上の声
- 愛は何も変えてくれない。だけど、愛してしまう、それが愛。
- こちらの口コミは、評価が高すぎるのでは?
- 「出会い」ではなく「その後」の気がする
- 他の何者でもない、私はロランス。
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間168分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演メルヴィル・プポー
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16歳の僕が、世界で一番愛し、そして憎んだ母。思春期の苛立ちと愛情が爆発する、鮮烈な物語。
現代のカナダ、モントリオール郊外。芸術家気質で繊細な16歳のユベールは、平凡で少し下品な母シャンタルの一挙手一投足に苛立ちを募らせる。愛しているはずなのに、口をついて出るのは罵詈雑言ばかり。母から離れて自由になることを渇望した彼は、寄宿学校への入学を決意。しかし、物理的な距離は心の距離を埋めるのか。母への愛と憎しみの間で激しく揺れ動く、思春期特有の葛藤。互いを傷つけ、求め合う親子がたどり着く、一つの答え。
ネット上の声
- フレンチカナディアンのおかんも豹柄が好き
- 愛されたい、ではなく愛したい少年の苦悩
- 天賦の才をまざまざと見せつける。
- ややへヴィだが、完成度は高い良作
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国カナダ
- 時間100分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演グザヴィエ・ドラン
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親友同士の男女が、ミステリアスな美青年に同時に恋をした。友情と恋心が揺れ動く、切なくもスタイリッシュな三角関係の行方。
カナダ、モントリオール。親友であるマリーとフランシスは、ある日、天使のような美貌を持つ青年ニコラと出会い、二人同時に心を奪われる。互いの気持ちに気づきながらも、ニコラの気を引こうと競い合う二人。友情と恋の狭間で嫉妬と駆け引きが渦巻き、三人の関係は次第に危ういバランスを崩していく。果たして、この恋のゲームの勝者は誰なのか。ポップでビタースイートな恋物語。
ネット上の声
- フランス語の『Bang Bang』は聴き惚れた
- 友達にもジュテームって言うかな?
- 男の子の好みも一緒だったのね♡
- グザヴィエ・ドラン監督出演作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国カナダ
- 時間102分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演グザヴィエ・ドラン
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「たかが世界の終わり」などで高く評価されるカナダの若き俊英グザビエ・ドランが、友情と恋心の狭間で揺れる青年2人の葛藤を描いた青春ラブストーリー。幼なじみである30歳のマティアスとマキシムは、友人の短編映画で男性同士のキスシーンを演じたことをきっかけに、心の底に眠っていた互いへの気持ちに気づき始める。婚約者のいるマティアスは、親友に芽生えた感情に戸惑いを隠しきれない。一方、マキシムは友情の崩壊を恐れ、思いを告げぬままオーストラリアへ旅立つ準備をしていた。別れが目前に迫る中、本当の思いを確かめようとするマティアスとマキシムだったが……。ドラン監督が「トム・アット・ザ・ファーム」以来6年ぶりに自身の監督作に出演し、主人公の1人マキシムを演じた。共演に「Mommy マミー」のアンヌ・ドルバル、「キングスマン ファースト・エージェント」のハリス・ディキンソン。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- やさしい人々に囲まれたふたりの物語
- どこまでも行ってしまう二人だから
- グザヴィエドランの多彩な才能
- イライラと激しさと爽やかさ
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間120分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス
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「Mommy マミー」「たかが世界の終わり」などで高い評価を得ているカナダ出身の若き俊英グザビエ・ドランが、初めて挑んだ英語作品。2006年、ニューヨーク。人気俳優のジョン・F・ドノヴァンが29歳の若さでこの世を去る。自殺か事故か、あるいは事件か、謎に包まれた死の真相について、鍵を握っていたのは11歳の少年ルパート・ターナーだった。10年後、新進俳優として注目される存在となっていたルパートは、ジョンと交わしていた100通以上の手紙を1冊の本として出版。さらには、著名なジャーナリストの取材を受けて、すべてを明らかにすると宣言するのだが……。物語は、ドランが幼いころ、憧れていたレオナルド・ディカプリオに手紙を送ったという自身の経験から着想を得た。出演は「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン、「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイをはじめ、ナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツら豪華実力派がそろった。
ネット上の声
- 僕のヒーローが死んだ。彼も僕と同じにゲイだった。
- スターとして在ることの孤独と影を想像させる
- 画面の隙間から聞こえてくる人々へのエール
- みんな知ってる人でしょみたいな入り方が少し体に馴染まないけど、母と息子のことを語
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国カナダ,イギリス
- 時間123分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演キット・ハリントン
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監督第3作「わたしはロランス」の劇場公開によって日本でも注目を集めるカナダの若き才能グザビエ・ドランが、カナダ東部ケベック州の雄大な田園地帯を背景に、閉鎖的な家族と地域を舞台に描いた心理サスペンス。恋人の男性ギョームが亡くなり悲しみに暮れるトムは、葬儀に出席するためギョームの故郷を訪れる。しかし、ギョームの母アガットはトムの存在を知らず、息子の恋人はサラという女性だと思っている。トムの存在を唯一知るギョームの兄フランシスは、トムに恋人であることを隠すよう強要。当初は反発を覚えたトムだったが、次第にフランシスの中に亡きギョームの姿を重ねるようになり……。カナダの人気劇作家ミシェル・マルク・ブシャールが2011年に発表した同名戯曲の映画化。
ネット上の声
- "愛”よりも田舎は怖いよっていう映画か。
- 暴力について。カナダにとってのアメリカ
- グザヴィエ・ドランの新たな一面
- 時間の無駄を実感できる作品。
同性愛、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2013年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間102分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演グザヴィエ・ドラン
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「Mommy マミー」「わたしはロランス」などで高い評価を受けるカナダの若手監督グザビエ・ドランが、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のマリオン・コティヤール、「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥ、「ハンニバル・ライジング」のギャスパー・ウリエルらフランス映画界を代表する実力派キャスト共演で撮りあげた人間ドラマ。劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」を原作に、自分の死期が近いことを伝えるため12年ぶりに帰郷した若手作家の苦悩と家族の葛藤や愛を描き、第69回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた。若手作家のルイは自分がもうすぐ死ぬことを知らせるため、長らく疎遠にしていた母や兄夫婦、妹が暮らす故郷へ帰ってくる。しかし家族と他愛のない会話を交わすうちに、告白するタイミングを失ってしまい……。
ネット上の声
- おおお〜…これは。キャストのオシャレっぷりから、よくある泣けて素敵...
- 家族だからこそうまくいかないナイーブな人達
- むしろこの世界の片隅 又は 恐るべき家族達
- 映画を見慣れていないとしんどいと思う
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間99分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演ギャスパー・ウリエル