-
「わたしはロランス」「トム・アット・ザ・ファーム」などで世界の映画界から熱視線を浴びるカナダの俊英グザビエ・ドランの監督第5作。2014年・第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、大御所ジャン=リュック・ゴダールの「さらば、愛の言葉よ」と並んで審査員特別賞を受賞した。15歳の息子スティーヴを育てる、気の強いシングルマザーのダイアン。スティーブはADHD(多動性障害)のため情緒も不安定で、普段は知的で純朴だが、一度スイッチが入ると攻撃的な性格になってしまう。そんな息子との生活に右往左往していたダイアンだが、隣家に住む引きこもりがちな女性教師カイラと親しくなったことから、少しずつ日々に変化が訪れる。精神的ストレスから吃音に苦しみ休職中だったカイラも、スティーブの家庭教師を買って出ることで快方に向かっていくが……。
ネット上の声
- "俊英”グザヴィエ・ドランは本物だった。
- 映画作りを一から勉強してください(笑)
- ドランの「愛」は、むつかしい…
- 僕を愛して! 広い世界で!
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国カナダ
- 時間139分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演アンヌ・ドルヴァル
-
23歳の気鋭カナダ人監督グザビエ・ドランが、女性になりたい男性とその恋人の10年にわたる愛を描いたラブストーリー。モントリオールで暮らす国語教師ロランスは、恋人フレッドに「女になりたい」と告白する。そんなロランスを非難しながらも、彼の最大の理解者になることを決意するフレッドだったが……。ロランス役に「ぼくを葬る」のメルビル・プポー。フレッド役のスザンヌ・クレマンがカンヌ映画祭ある視点部門で最優秀女優賞に輝いた。
ネット上の声
- 愛は何も変えてくれない。だけど、愛してしまう、それが愛。
- こちらの口コミは、評価が高すぎるのでは?
- 「出会い」ではなく「その後」の気がする
- 他の何者でもない、私はロランス。
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間168分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演メルヴィル・プポー
-
「Mommy マミー」「たかが世界の終わり」などで高い評価を得ているカナダ出身の若き俊英グザビエ・ドランが、初めて挑んだ英語作品。2006年、ニューヨーク。人気俳優のジョン・F・ドノヴァンが29歳の若さでこの世を去る。自殺か事故か、あるいは事件か、謎に包まれた死の真相について、鍵を握っていたのは11歳の少年ルパート・ターナーだった。10年後、新進俳優として注目される存在となっていたルパートは、ジョンと交わしていた100通以上の手紙を1冊の本として出版。さらには、著名なジャーナリストの取材を受けて、すべてを明らかにすると宣言するのだが……。物語は、ドランが幼いころ、憧れていたレオナルド・ディカプリオに手紙を送ったという自身の経験から着想を得た。出演は「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン、「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイをはじめ、ナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツら豪華実力派がそろった。
ネット上の声
- 僕のヒーローが死んだ。彼も僕と同じにゲイだった。
- スターとして在ることの孤独と影を想像させる
- 画面の隙間から聞こえてくる人々へのエール
- どれだけ同級生に虐められても手をあげなかったルパートと、耐えきれず暴力に走ってし
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国カナダ,イギリス
- 時間123分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演キット・ハリントン
-
「わたしはロランス」「トム・アット・ザ・ファーム」のグザビエ・ドラン監督が、弱冠19歳で自ら主演も兼ね、初監督を務めた半自伝的作品。情緒不安定な母親との不和に苦悩する少年が、愛情と嫌悪感の狭間で葛藤する姿を描き、初監督作ながら第62回カンヌ映画祭監督週間に出品されるなど高い評価を獲得した。カナダ・ケベック州の町に暮らす17歳のユベールは、口やかましく、趣味の悪い母親がどうしても受け入れられずにいた。幼い頃は大好きだった母親への憎しみは募るばかりで、自分でもどうしようもない苛立ちにさいなまれる。そんなある日、ユベールは川沿いで夕日の下にたたずむ母親の姿を偶然目撃し……。
ネット上の声
- 終始退屈。
- フレンチカナディアンのおかんも豹柄が好き
- 愛されたい、ではなく愛したい少年の苦悩
- ややへヴィだが、完成度は高い良作
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国カナダ
- 時間100分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演グザヴィエ・ドラン
-
カンヌ国際映画祭で3冠に輝いた「マイ・マザー」で鮮烈なデビューを飾ったカナダの俊英グザビエ・ドランが、同じ男性を好きになった男女の苦悩や駆け引きを独特のタッチでつづった長編第2作。ゲイの青年フランシスとストレートの女性マリーは親友同士だったが、パーティで出会った美青年ニコラに同時に一目ぼれしてしまう。本心とは裏腹にニコラの悪口を言ってみたり、ニコラの思わせぶりな態度に期待を抱いたりと、切ない恋心を募らせていく2人だったが……。ドラン監督自身がフランシス役を、「わたしはロランス」のモニア・ショクリがマリー役を演じる。
ネット上の声
- フランス語の『Bang Bang』は聴き惚れた
- 友達にもジュテームって言うかな?
- 男の子の好みも一緒だったのね♡
- 総天然色のエルヴェ・ギベール
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国カナダ
- 時間102分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演グザヴィエ・ドラン
-
「たかが世界の終わり」などで高く評価されるカナダの若き俊英グザビエ・ドランが、友情と恋心の狭間で揺れる青年2人の葛藤を描いた青春ラブストーリー。幼なじみである30歳のマティアスとマキシムは、友人の短編映画で男性同士のキスシーンを演じたことをきっかけに、心の底に眠っていた互いへの気持ちに気づき始める。婚約者のいるマティアスは、親友に芽生えた感情に戸惑いを隠しきれない。一方、マキシムは友情の崩壊を恐れ、思いを告げぬままオーストラリアへ旅立つ準備をしていた。別れが目前に迫る中、本当の思いを確かめようとするマティアスとマキシムだったが……。ドラン監督が「トム・アット・ザ・ファーム」以来6年ぶりに自身の監督作に出演し、主人公の1人マキシムを演じた。共演に「Mommy マミー」のアンヌ・ドルバル、「キングスマン ファースト・エージェント」のハリス・ディキンソン。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- やさしい人々に囲まれたふたりの物語
- どこまでも行ってしまう二人だから
- グザヴィエドランの多彩な才能
- イライラと激しさと爽やかさ
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間120分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス
-
監督第3作「わたしはロランス」の劇場公開によって日本でも注目を集めるカナダの若き才能グザビエ・ドランが、カナダ東部ケベック州の雄大な田園地帯を背景に、閉鎖的な家族と地域を舞台に描いた心理サスペンス。恋人の男性ギョームが亡くなり悲しみに暮れるトムは、葬儀に出席するためギョームの故郷を訪れる。しかし、ギョームの母アガットはトムの存在を知らず、息子の恋人はサラという女性だと思っている。トムの存在を唯一知るギョームの兄フランシスは、トムに恋人であることを隠すよう強要。当初は反発を覚えたトムだったが、次第にフランシスの中に亡きギョームの姿を重ねるようになり……。カナダの人気劇作家ミシェル・マルク・ブシャールが2011年に発表した同名戯曲の映画化。
ネット上の声
- "愛”よりも田舎は怖いよっていう映画か。
- 暴力について。カナダにとってのアメリカ
- グザヴィエ・ドランの新たな一面
- 時間の無駄を実感できる作品。
同性愛、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2013年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間102分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演グザヴィエ・ドラン
-
「Mommy マミー」「わたしはロランス」などで高い評価を受けるカナダの若手監督グザビエ・ドランが、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のマリオン・コティヤール、「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥ、「ハンニバル・ライジング」のギャスパー・ウリエルらフランス映画界を代表する実力派キャスト共演で撮りあげた人間ドラマ。劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」を原作に、自分の死期が近いことを伝えるため12年ぶりに帰郷した若手作家の苦悩と家族の葛藤や愛を描き、第69回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた。若手作家のルイは自分がもうすぐ死ぬことを知らせるため、長らく疎遠にしていた母や兄夫婦、妹が暮らす故郷へ帰ってくる。しかし家族と他愛のない会話を交わすうちに、告白するタイミングを失ってしまい……。
ネット上の声
- おおお〜…これは。キャストのオシャレっぷりから、よくある泣けて素敵...
- 家族だからこそうまくいかないナイーブな人達
- むしろこの世界の片隅 又は 恐るべき家族達
- 映画を見慣れていないとしんどいと思う
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間99分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演ギャスパー・ウリエル