メジャーデビューからわずか2年となる2009年に他界した夭折の作家・伊藤計劃が、3作目のオリジナル長編作として準備していたプロットをもとに、「道化師の蝶」で芥川賞を受賞した円城塔が執筆して完成させた小説「屍者の帝国」をアニメーション映画化。19世紀末、かつてヴィクター・フランケンシュタイン博士が生み出した、死体に新たな生命を与えて「屍者」として動かす技術が世界に広まり、いまや屍者は労働力や兵力として世界を支えていた。親友フライデーとの約束のため、自らの手で違法に屍者化を試みたロンドン大学の医学生ジョン・H・ワトソンは、その技術と野心を見込まれ、政府の諜報組織「ウォルシンガム機関」にスカウトされる。そこで極秘任務を与えられたワトソンは、フランケンシュタイン博士が残した、生者のように意思を持ち言葉を話す屍者=ザ・ワンを生み出す技術が記された「ヴィクターの手記」を求めて旅に出る。アニメーション制作を「進撃の巨人」のWIT STUDIOが担当。
ネット上の声
- 絵が綺麗。音楽もいい。CGもすごい。 話が難しいというか理解できな...
- 教養がない、せっかちな人には向かない作品
- 観客が置いてけぼり・・・色々と惜しい作品
- 21gは全く信ぴょう性の無い嘘っぱちの数字
アニメ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督牧原亮太郎
- 主演細谷佳正