新人監督のベン・ザイトリンが弱冠29歳で手がけ、低予算のインディペンデント作品ながらも、サンダンス映画祭やカンヌ映画祭で受賞を果たして脚光を浴び、第85回アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされたドラマ。米ルイジアナ州の湿地帯に、世間から隔絶された「バスタブ」と呼ばれる小さなコミュニティーがあった。少女ハッシュパピーは毎日がお祭り騒ぎのようなバスタブで気ままに生きていたが、ある日、大嵐が襲来したことをきっかけにバスタブは崩壊。さらに、父親のウィンクが重い病気にかかっていることを知ったハッシュパピーは、音信不通になって久しい母親を探しに外の世界へ足を踏み出していく。ハッシュパピー役はオーディションで選ばれた撮影時6歳の少女クワベンジャネ・ウォレスが務め、史上最年少でのアカデミー主演女優賞ノミネートを果たした。
ネット上の声
- ここはどこ いつ? この人たちは? この映画を理解しようとしている...
- 太古の野獣とナレーションで形を整える。
- スギちゃんよりワイルド、吉村より破天荒
- 観る側に、ある種の下地が求められる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ベン・ザイトリン
- 主演クヮヴェンジャネ・ウォレス