世界各国で「引き倒し」や「引き興し」という参加型のアートプロジェクトを行う若手現代美術家の加藤翼が、ネイティブアメリカンの人々とともに「引き興し」に挑戦する姿を追ったドキュメンタリー。2013年、渡米した加藤は、アメリカ合衆国が成立する以前から大陸に暮らしていた先住民族であるネイティブアメリカンが、今は居留地で細々と暮らし、静かに消えていくのを待たれている存在であること、想像を絶する虐げられた歴史を抱えていることを知る。その土地に根差した建造物を、地元の人たちとともにロープで引っ張り立ち上げるアートプロジェクト「引き興し」を行っている加藤は、ネイティブアメリカンの人々とともに「引き興し」をすることを決め、プロジェクトを通してネイティブアメリカンが背負ってきた歴史や思いと向き合っていく。タイトルの「ミタケオヤシン」は、ネイティブアメリカンのスー族の言葉で「すべてのものは連環している」の意味。
ネット上の声
- おもしろかった
- 若き現代美術家・加藤翼氏によるネイティブアメリカンとのアートプロジェクトを追った
- 行動すること、その力
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督江藤孝治
- 主演加藤翼