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19世紀フランスの文豪オノレ・ド・バルザックの小説「幻滅 メディア戦記」を、「偉大なるマルグリット」のグザビエ・ジャノリ監督が映画化。
19世紀前半。フランスでは恐怖政治が終焉を迎え、宮廷貴族たちが自由と享楽的な生活を謳歌していた。詩人としての成功を夢見る田舎町の純朴な青年リュシアンは、貴族の人妻ルイーズとパリへ駆け落ちするが、世間知らずで無作法な彼は社交界で笑いものにされてしまう。生活のため新聞記者の仕事に就いた彼は、金のために魂を売る同僚たちに影響され、当初の目的を忘れて虚飾と快楽にまみれた世界へと堕落していく。
「Summer of 85」のバンジャマン・ボワザンが主演を務め、「アマンダと僕」のバンサン・ラコスト、監督としても活躍するグザビエ・ドラン、「ヒア アフター」のセシル・ドゥ・フランスが共演。2021年・第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。2022年・第47回セザール賞で作品賞を含む7部門に輝いた。
ネット上の声
- 【”人間喜劇&悲劇。”1800年代に書かれたとは思えない現代社会のマスメディアのフェイクニュースなどの虚飾塗れの姿、及び様々なヤラセを想起させる社会派人間ドラマ。当時の衣装、意匠も秀逸な作品である。】
- 才能豊かなのに、分断社会を転がっていく若者の正に「メディア戦記」。
- 欲望と快楽の世界が炙り出す、人間の本性…
- セシル・ドゥ・フランス🤩
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国フランス
- 時間149分
- 監督グザヴィエ・ジャノリ
- 主演バンジャマン・ヴォワザン
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音痴にも関わらず多くの人々から愛された伝説のソプラノ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルに、音痴の歌姫マルグリットの数奇な運命を、「大統領の料理人」のカトリーヌ・フロ主演で描いた人間ドラマ。1920年、フランス。新聞記者のボーモンは、パリ郊外にある貴族の邸宅で開かれたサロン音楽会に参加する。しかし主役であるマルグリット夫人は、救いようのない音痴だった。しかも周囲の貴族たちは礼儀から彼女に拍手喝采を送り、本人だけが事実に気づいていない。野心家のボーモンはマルグリットに近づくために翌日の新聞で彼女を絶賛し、パリの音楽会に出演者として招待する。音楽を心から愛するマルグリットは、本当のことを言い出せずにいる夫ジョルジュの制止も聞かず、有名歌手からレッスンを受けはじめるが……。共演に「不機嫌なママにメルシィ!」のアンドレ・マルコン、「ルノワール 陽だまりの裸婦」のクリスタ・テレ。「情痴 アヴァンチュール」のグザビエ・ジャノリが監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 美しく切なく面白く考えさせる大人の映画
- 音痴はキャメロン・ディアスにおまかせ!
- 貴方だけは真実を言ってほしかった・・・
- 貴方だけは真実を言ってほしかった・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国フランス
- 時間129分
- 監督グザヴィエ・ジャノリ
- 主演カトリーヌ・フロ
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パリの街を舞台に、夢遊病の女性と彼女に魅了された男性との愛の顛末をサスペンスフルに描く官能ロマンス。パリのアパルトマンで恋人との新生活をスタートさせたジュリアンは、ある晩、道路を裸足でさまよい歩く女性を見かける。向かいのアパルトマンに住むその女性ガブリエルが夢遊病者であることを知った彼は、不安定な言動を繰り返す彼女を救おうとするが……。ヒロインを演じるのは「スイミング・プール」のリュディビーヌ・サニエ。
ネット上の声
- 情痴アヴァンチュールではタイトルに偽り有
- 邦題は釣りなんでしょうけど酷すぎます
- 【駄作】必然性の全くない展開に唖然
- 珍しく?起承転結があるフランス映画
サスペンス
- 製作年2005年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間107分
- 監督グザヴィエ・ジャノリ
- 主演リュディヴィーヌ・サニエ